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【写真】再生家具の高橋明子さんと草木染めの安部智穂さん(左から)
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県内の女性作家4人による作品展「八月の七夕展」は8月1日まで、盛岡市清水町の南昌荘で開かれている。吹きガラスや藍染めなど、涼を誘う作品も多い。
4人による同展は昨年に続いて2回目。盛岡市の再生家具を作る「木まもり」の高橋明子さんが呼びかけ、陶磁器の「クラフトマンスタジオ冬扇」の高橋昌子さん(大迫町)、染織の野の草染め工房彩iroの安部智穂さん(川井村)、吹きガラスのガラス工房ガラ舎の西村裕美さん(滝沢村)が参加している。
高橋明子さんの再生家具は、古くなったり傷んだりした木製家具に再び命を吹き込む。今展ではスツールや永机、姫鏡台、本棚、ちゃぶ台、たんすなどを展示。クリやサクラ、クワなど樹種それぞれの風合いが生かされている。新調のようになるが、元の製造の時代が反映された意匠は残る。高橋さんは「最近は和こっとうブームで値が上がり入りにくくなっている」と話している。
安部智穂さんは横浜生まれで、10年前に川井村に転居した。草木染めの代表格、藍染めはクッションカバー、衣類などのほか、日傘も見られる。そのほかの草木染めではタマネギやビワ、クルミなどそれぞれの持つ特徴がきれいな色に染められている。珍しいのはフキノトウ染め。芽吹いたばかりは黄色が強く、遅すぎると灰色が強くなるといい、最も好きな緑色が強くなる状態で摘んで使うという。
西村さんの作品は厚めのガラスと規格化・コピー化された工業製品とは違う味わいで、どこか懐かしさを感じさせる。今展では重曹を使った泡入りの作品が多数並ぶ。無色透明のガラス製品が彩色と同様の効果を生み、表情を豊かにする。蚊取り線香立て、香炉では金魚をデザインし可愛らしく仕上げた。口が上になり、大きいものは金魚鉢にも使えそう。1輪差しは見るからに涼しげだ。
高橋昌子さんの陶磁器は「常に白を基本にし、白地に白の模様も入れている」作品が多い。ほかも薄緑青など地味な色が並ぶ。「白はわたしの好みもあるが、毎日使ってもらう食器をと思い作っている。料理に合わせやすいものをと。形もどんなものにも合うようにと意識する。変わった形も楽しいかもしれないが、長く愛着を持って使ってもらいたい」という。
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