2004年 8月 1日 (日)        

■  将来の夢はノーベル賞学者 夏休み自由研究教室開く

研究員の説明に耳を傾ける小学生
【写真】ユーモアを交えて説明する研究員の実験に注目する小学生たち

 盛岡市飯岡新田にある県環境保健研究センター(簗田幸所長)で7月30日、小学生を対象にした「夏休み自由研究教室」が開かれた。身近な環境と保健に対する研究を学んだ子供たちからは「将来の夢はノーベル賞」という元気な声も聞かれた。

 同教室は夏休みに合わせて開催している。盛岡市や矢巾町、滝沢村からの小学生36人。対象は5、6年生だが保護者付き添いの4年生以下も参加した。

 研究テーマは5項目。▽おいしく学ぼう!蒸しパンのひみつ▽メロンソーダは何の色?▽川に住む生き物について調べよう!▽紙を作ってみよう!▽身じかな植物の観察。

 会議室でオリエンテーションの後、各テーマごとに分かれて研究室の研究員と一緒に体験学習した。全国レベルの試験研究機関とあって、それぞれに分野ごとの研究室はさまざまな分析機器などがズラリ。

 研究テーマの一つ「メロンソーダは何の色?」の教室には10人が参加した。衛生化学第3研究室は、食品などに含まれる微量物質や水道源水の分析、医薬品類の規格検査などの部門。

 桑畑和保・佐々木陽両研究員が日ごろの研究と同じ手法で、小学生とメロンソーダを分析した。ビーカーに入っている青いメロンソーダに食酢を加えてから温めて、白い毛糸に食べ物に使っている色が着色するかの実験。

 メロンソーダにアンモニア水を加えて、ろ紙で着色料の種類を見抜く方法なども教えた。研究員から父母たちにも質問が出されたが答えられずに苦笑い。子供たちが酢やアンモニア水のにおいに顔をしかめる場面もあった。

 ビーカーの染料を分離する実験になると「ここが面白いところです。あとは家に帰って実験してください。夏休みの宿題になりますよ」とアドバイスしていた。

 岩手大学附属小5年生の鈴木涼介君は「簡単な実験だったが面白かった」と話していた。蒸しパンの実験を体験した厨川小6年生の小野綾子さんは「酵母がどんどん膨れることが知識になってよかったです」と話していた。


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