2004年 8月 2日 (月)        

■ おやじの威厳、少し増す 小学校でペンキ塗り奉仕

 盛岡市河北小学校のおやじの会の10人が7月31日、盛岡市長田町の同校校庭の運動器具のペンキ塗りをした。午前10時半に集合。校庭にある鉄棒やジャングルジムなど6基の遊具を手分けして色塗りした。遊具はおよそ6時間かかって新品同様になり、親父の力を見せつけていた。

河北小学校校庭の運動器具のペンキ塗りをするおやじの会のメンバーら
【写真】河北小学校校庭の運動器具のペンキ塗りをするおやじの会のメンバーら

 同会でのペンキ塗りは今回が初めて。呼び掛け人の一人、旅館業の袴田治さん(52)が5年前から学校に申し出て年に1回、自主的にペンキ塗りをしていた。これを知ってほかのメンバーらが有志を募ったという。

 この呼びかけに9人が手を挙げた。会社員の山口裕之さん(42)は、同校5年の娘の父親。「昨年初めて袴田さんがたった一人でペンキ塗りのボランティアをしていることを知った。袴田さんだけにさせては申し訳ない。当校に世話になっている親としてみんなで力を合わせたかった。昨年、河北小は開校50周年でおやじの会のメンバーらが自主的に看板作りをした。ただペンキ塗りはみな素人」と、せっせと手を動かしていた。

 メンバーは同校に現在子供を通わせていたり、卒業生がいる親。前PTA会長だった会社員の小川裕さん(49)は「わたしの子供は高校1年と中学2年生。2人とも当校の卒業。大変世話になった。ペンキ塗りは地域社会への貢献活動の一つと考えている。日ごろは仕事などで学校や地域の活動支援ができにくい男親の力を発揮する場でもある。このような活動を通じて、地域の人とつながることが大事では」と、汗を流していた。

 ペンキと刷毛は学校側からの提供。10人は作業中に子供たちが近づかないように簡単な柵を設置し、炎天下で黙々と作業を進めていた。

 袴田さんは「上田中3年の長男が小学5年のときに始めた。はげていたので自分でできることをしたかった。今は次男が5年生で世話になっている。今回はみんなでの作業。一人のときは乾かしながら1週間かかったが。みんなでやるとやはり早い」と笑っていた。


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