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盛岡市道路除排雪対策懇話会(座長・藤原忠司岩手大工学部教授)が7月27日、同市紺屋町の市勤労福祉会館で開かれた。委員20人のうち13人が出席。市が示した除排雪基本方針案をもとに、最終的な意見交換をした。基本方針は同日出された意見も踏まえて成案化し、秋までには市民に周知徹底する。前年度から5回の議論を重ねた懇話会は同日を持って終了した。
除排雪基本方針は、市の総合的な除排雪対策について基本的な考え方や中長期的な目標を示す。基本方針として@市民と行政の協働による除雪体制の構築A安全で快適な交通ネットワークの確保B安心とやさしさに配慮した冬期対策の推進−の3つを掲げ、方針ごとに、具体的な施策の方向性を示した。
@では市の役割として、車道部における実質除雪率100%の達成、隣接する町村との協力による除排雪作業の効率化、市が保有する除雪業者貸与車両の増台などを挙げる。市民との連携では、地域特性に配慮した行政と地域住民との役割分担や、町内会への小型除雪機械の貸し出し事業・トラック貸し出し事業の充実などを盛り込んだ。
Aでは主要幹線市道や地区の幹線的路線の除排雪の作業終了目標時間を具体的に示すほか、ユニバーサルデザインを意識した歩道部の改良改善、主要交差点・急坂部への凍結防止剤の効果的な散布などを掲げる。
Bでは自力での除雪作業が困難な世帯や高齢者世帯に対する間口除雪などを支援する除雪ボランティアの仕組みづくり、自然環境に配慮した凍結防止剤の使用などに触れた。
委員からは「小型除雪機の貸し出し台数の目標や計画を明確にしては」、「自力での間口除雪が難しい世帯を事前に調査し、赤い旗などの目印を立て、除排雪を請け負う業者も意識して作業に当たるようにしてはどうか」との提案や「実質除雪率の意味が分かりにくい」、「除排雪作業の終了目標時間をもっと早めに設定すべき」といった意見があった。
懇話会は終了するが、市では各地区の福祉推進会単位で除排雪対策に関する懇談会を開催し、地区の現状や要望の把握に努める計画。町内会への小型除雪機の貸し出しは、今シーズンの作業に向けて既に、55の町内会から申し込みがあり、すべての需要に応えられるよう調整したいとしている。
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