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「いろのまほうつかい」エリック・カール絵本の世界展が22日まで、東和町の萬鉄五郎記念美術館で開かれている。30カ国以上で翻訳され、1800万部突破の超人気絵本「はらぺこあおむし」を中心に、最初に手掛けた絵本「くまさん くまさん なにみてるの?」から最新作「ゆめのゆき」までの原画と立体作品合わせて約130点が展示されている。
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【写真】大好きな絵本「はらぺこあおむし」の大きな原画に喜ぶ子供
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「はらぺこあおむし」は、生まれたばかりのアオムシが主人公。空腹のため、リンゴ、ナシ、スモモ…と毎日食べる数が増えていく。1ページごとにアオムシが食べたように小さな穴が開けられ、子供はその穴に指を入れて確認できる仕掛け。小さなアオムシがやがて美しいチョウになるまでの成長の過程を描き出している。
色彩豊かな独特の絵柄は、作家自身がアクリル絵の具などで彩色した紙を使用したコラージュ。その制作の仕方を順を追って解説したパネルも展示。大きな用紙を作るときに、はけ代わりに使うほうきや、色はね防止用のコートや靴、彩色した用紙も出展している。
立体作品ではドアの留め金やペンキのはけ、ヨーグルトのふたなど身の回りのものを組み合わせたオブジェを出展。「あなたが見ているものは、あなたがそのことに気づいていないだけで、不思議で、美しい世界です」「私たちが、普通に見たり、わかったと思っていても、違って見えることが、たくさんあるのです」と言うように、日常生活の中で美を追求し続ける作家の姿勢が表れている。
花巻市の鎌田菜緒さん(小2)は祖父母と2人の妹と会場を訪れた。姉妹の間でも「はらぺこあおむし」は大人気。菜緒さんは「あおむしの形が好き。指を入れるところが面白い。(原画は)絵本よりもきれいだった」と満足顔。
箱山輝之介君(3つ)と妹の暖乃ちゃん(2つ)も同絵本の大ファン。2人とも色がきれいなところが気に入っている。絵本より大きな原画に輝之介君は「すごかった」と圧倒された様子だった。
午前9時から午後5時(入館は同4時半)まで。休館日は毎週月曜日。入館料は一般800円、高校、大学生は600円、小、中学生は300円。
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