2004年 8月 5日 (木)        

■ RI廃棄物の問題点を考える 地域住民対象に勉強会

 滝沢村内外の住民団体で構成する「岩手に放射能ゴミいらない連絡会」の地域住民対象の勉強会が2日から始まった。村内の計7会場で開催。アイソトープ(放射性同位元素、以下RI)とRI廃棄物の焼却の問題点について説明し、疑問や不安に答える。

岩手に放射能ゴミいらない連絡会が始めた地区勉強会(2日、上の山団地集会所)
【写真】岩手に放射能ゴミいらない連絡会が始めた地区勉強会(2日、上の山団地集会所)

 連絡会は、同村一本木地区と玉山村生出地区境にある日本アイソトープ協会滝沢研究所が村に提案した現在の医療用から研究用RI廃棄物の受け入れ拡大と新処理工場整備の計画について、住民の合意形成を得て判断するよう村に要請した。署名活動をしている。

 第1回の2日夜、同村鵜飼の上の山団地集会所には地域住民ら20人以上が参加した。連絡会の永田文夫・村RMC放射線監視委員会委員、高橋盛佳さん(受け入れに反対する会)が出席。永田さんがRI廃棄物、焼却処理など計画の問題点を説明した。

 参加者からは「医療用のアイソトープがわたしたちに恩恵を与えているのは事実。危険性については初めて知ったが、もっと多くの住民に関心が持てる継続性のある進め方が必要」「当局がもっと地域に入って説明するよう動かさなくては。事実を村長や議員にただす場が住民として必要。勉強会に呼んで説明を求めては」などの声があった。

 高橋さんは「計画は一本木地区だけでなく村全体の問題として考えていきたい。うやむやなうちに結論が出され、あとになって何だということは望ましくない」と訴えた。

 勉強会は5日に一本木・柳沢地区を対象に村北部コミュニティーセンター、11日に南鵜飼の消防防災センターと巣子の勤労青少年ホーム、23、24日には川前公民館で開催予定。希望地区では講師派遣をする。問い合わせは事務局の佐々木さん(電話090−3436−6276)まで。


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