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イオン(本社・千葉市、岡田元也社長)の物流センター仮称イオン盛岡XDの起工式は5日、玉山村生出地内の現地で開かれた。イオンや運営を受託したニチレイと同社の子会社、誘致した同村と県関係者らが出席した。東北自動車道西根インターチェンジに近い立地場所の敷地面積は3万1千平方メートル。県内15店舗への生鮮品、日配品の物流拠点と位置付けられている。イオンの戦略では06年には21店舗を想定し規模拡張を考えている。村は当初計画より3分の1程度に雇用人数が縮小されたものの関連する企業の進出に期待する。来年2月に完成する。
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【写真】国道282号沿線に立地するイオン盛岡XDの敷地(写真右)
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イオン盛岡XDは敷地面積3万967平方メートルに鉄骨造り平屋建ての建築面積3175平方メートル、延べ床面積3136平方メートルの施設。工期は今月から来年2月で、同月に操業開始となる。
場所は国道282号沿線の東側、同村と西根町境。100メートル北側には西根町の道の駅、1キロ以内に東北自動車道西根インターチェンジがあり、交通の利便性が高い。
村が旧東北ワイ・イー・データ跡地を買い取り、造成した。東銀リースが土地を借り上げ、食品メーカー・ニチレイと同社子会社のロジスティックス・オペレーションが運営業務を展開する。
XD(クロス・ドック)は生鮮品など鮮度が命の物品について、施設に在庫を保管せずに各小売店舗へ出荷する形態のこと。
出荷作業は1日平均30台の2回転。3交代勤務制。業務内容は生鮮食品の物流、入品や返品、店別の仕分けや配送を行う。
出荷範囲は県内のジャスコ、マックスバリュ、サティなどイオン・グループ店舗。現在整備中の金ケ崎町内の店舗、玉山村渋民で地権者との予約契約が完了しているスーパーセンター業態店などを含め、06年度までに21店舗まで増える見通し。これらを対象にした施設拡張も想定される。
雇用計画は、当初生鮮品の仕分けなどのライン製造部門を含め200人が見込まれていた。ロジスティックス社によると、現時点では同社の出向社員と地元雇用を含め60〜70人規模になると言う。10、11月に採用を行う。
楡敏秀ニチレイ専務執行役員・低温物流事業部長は「県全域をにらむ物流要衝として、インター至近の素晴らしい土地を提供された。当社は3年前に生鮮物流センターとして仙台でペリシャブルセンター開発に携わり、全国5店目となる。鮮度のよい確実なタイミングで配送したい」と誓った。
太田年和イオンSCM・PC/RDC開発企画グループ・マネージャーは「東北はスーパーセンター業態開発の重点エリアと考えている。今後数年で積極的に展開したい。98年からサプライチェーン改革を実施してきており、そのインフラが物流施設。ここが全国15カ所目。今後は拡張も視野に入れ、県内中心の生鮮物流エリアにするつもり」と戦略を述べた。
工藤久徳村長は「起工の運びとなるまで、わたくしどもは首を長くして待っていた。当初計画より若干規模が縮小されているが、立地、完成することで雇用はもちろん企業の立地の波及に期待している。今後の店舗拡大についても、初期の計画通り行われ、もたらされる効果に期待申し上げる」と述べた。
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