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「おらほの村長さんも悩んでいる」−玉山村合併50周年記念式典は8日午前10時半、玉山村文化会館姫神ホールで開かれる。この中で創作朗読劇「姫神家の記念日」が公演される。現在盛岡市、矢巾町と協議中の合併について触れられ、登場人物が合併議論を展開。最後に「万機公論に決すべし」と、村民の関心を喚起している。
「姫神家の記念日」は、姫神家の祖母、母、娘の女3代が茶の間で村の歴史を振り返り、未来の玉山について激論する。時間は30分。同村の一握の劇団(小綿勉団長)の花坂洋行さん(53)の作、構成。同村婦人コーラスグループ・コールすずらんの合唱も入る。
劇終盤、話は平成の大合併へ。祖母ヒロ72歳は昭和の大合併を踏まえ「こごまで来たのにまた、合併するってか。この村ねぐねるかもしれねぇ、おらそんなごとになったらさびしねな!」と憤る。
これに娘ともみ29歳は「ばあちゃん、古いよ」とたしなめ「今はグローバルに考えなくちゃ」と提案。母まさこ50歳も「もっと広い範囲で考えてもいいんじゃないかなー」と続ける。
最後はヒロも「昔から何事も『万機公論に決すべし』って言うがら、みんなでいっぺーしゃべって一番いいぐあいにせばいいんだ」と思いを新たにする。
朗読劇は花坂さんが村から依頼を受け、提供された50年間の資料を基に構成。台本は14ページあり、3日間で仕上げられた。
花坂さんは「まさこは中立、ヒロは抵抗があり、ともみは推進する立場。ダイレクトに賛否を言うのではなく、皆さんに問い掛けたい。もっと議論があってもいいはずなので」と呼び掛ける。
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