2004年 8月 7日 (土)        

■  昼食用にきなこパン 盛岡農高研究班が保育園に

焼きたて食パンを食べる川前保育園の園児たち
【写真】焼きたて食パンを食べる川前保育園の園児たち

 滝沢村の盛岡農業高校(及川孝校長)の3年生が4日、同村の川前保育園(松村郁子園長)に焼きたてのきなこ食パンを届けた。食品科学科パン研究班の生徒7人が朝5時から作り始めたパンを同班の三浦紗生さん(17)と高野正行君(18)が届け、園児と一緒に食べた。

 初めて給食用の食パンを提供した。県産小麦「ユキチカラ」に野田村の天然塩、水は岩泉町龍泉洞の水と徹底的に県産品にこだわった逸品。卵や乳製品などへの食品アレルギーがある人でも安心して食べられるように同班が製法を確立させ、現在商標申請している「盛農パン」を踏襲した。

 「ご飯に代わる主食としてのパンに求められるのは食べやすさとあきがこない味であること」と同班を指導する村上利行教諭。砂糖と油脂の量を減らすことで、食べやすく、あきがこない味を実現した。同校で無農薬栽培されたダイズから作ったきな粉を加えたことで、食パンの栄養価を一段と高めることに成功したという。

 給食の時間に初めて食べる盛農パンに園児らは大喜び。田村一貴君(4)は「パンの耳まで軟らかくておいしい。もっと食べたい」と笑顔を見せていた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします