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県林業協会が発展的に解散して「岩手県森林・林業会議」が6日設立された。盛岡市菜園1丁目のホテルロイヤル盛岡で設立総会が開かれ、理事長に金沢裕臣氏(県緑化推進委員会理事長)を選出。県森林組合連合会など林業関係23団体が参画して発足した。
金沢理事長は「県内でも山村は過疎化が進み人口が減少し、国際経済の影響下で林業は非常に困難な局面を迎えている。各林業団体も環境の変化で経営が困難になるところがあり、将来の見通しが立ちにくい。おととしから林業協会のあり方を再検討する過程で検討して今年6月に結論を出し、協会を発展的に解消して新組織をつくることになった」と設立の経緯を説明した。
その上で「岩手県は山村の宝庫であり、活性化を図らねばならない。スタートの場は非常に苦しく、林業不況の中でのスタートだが、岩手県の林業の活性化を図りたい」と県産材の振興を訴えた。
県林業協会は1962年に設立され、林業に関する啓発活動や山火事防止運動などを展開してきた。近年は森林や林業に対する県民の要求が多様化し、現行の協会組織では新しい課題に応えられない状況となったため新組織として県森林・林業会議が発足した。
具体的な事業としては▽県産材の需要拡大と産地証明制度の運営実施▽森林の整備保全と山村活性化のための県民運動▽森林認証等の普及推進▽森林ボランティアおよび森林保全活動への支援協力や女性の積極参加−など。
理事長には金沢氏、副理事長には小野田冨男(県木材産業協同組合理事長)、下山裕司(県国有林材生産協同組合連合会長)、遠藤保仁(県木質バイオマス研究会顧問)、専務理事に井上榮(県造林事業協同組合専務理事)の各氏を選出した。
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