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国土交通省岩手河川国道事務所(関博之所長)は11日、県東北自動車道社会実験協議会を設立した。
東北自動車道の盛岡南〜盛岡〜滝沢間に割引料金を試験的に導入して一般道の渋滞緩和を図る。盛岡市では国道4号の渋滞が慢性化しているため、東北自動車道のバイパス効果を確かめる。10月中旬から12月中旬にかけて当初は3割引から実施して最大5割引を範囲に具体的な検討に入る。
協議会は東北地方整備局、日本道路公団、県、盛岡市、滝沢村、県警などによって構成され、議長に県立大総合政策学部の元田良孝教授を選んだ。
事務局から予想される効果が示され、東北自動車道の盛岡南〜滝沢間(普通車600円)に5割引を導入した場合、1日約1560台(約7%)交通量が増加し、国道4号の盛岡南〜盛岡間(同350円)の並行区間で約1520台(約3%)、盛岡〜滝沢間の並行区間で約800台(2%)減少。盛岡環状線の盛岡〜滝沢間の並行区間で約290台(2%)減少する。
割引率は当初3割からのちに5割に拡大を検討する方針で、率の変化に伴う転換交通量の影響を把握するため段階的に設定する。
会議では「2%から3%の減少でどれほどの効果があるのか」という意見が出された。国土交通省国土技術政策総合研究所道路研究部道路研究室の塚田幸広室長は「一般には2%交通量が減ると渋滞はかなり減る。朝夕の混み具合が改善される効果があると思われる」と述べた。
このほかインターチェンジの処理能力についても指摘された。インターチェンジの交通量は3割引で約900台、5割引で約2200台増加する。盛岡インターでは3割引で90%増加、5割引で280%増加する。
割引制度の周知徹底により利用の分散化を図る意見が出された。
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