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教職員の人材育成に関する保護者・教員意識調査の結果によると「学校に満足している」「ある程度満足している」と答えた保護者が66・8%になることが分かった。ただ、中学校、高校の子供を持つ保護者の3割以上が「やや不満である」「不満である」と回答するなど満足度に差がある。同調査結果は、8月31日にあった第2回教職員の人材育成に関する検討委員会で示された。
同調査は、無作為抽出で県内の教員1006人と県内の公立学校に通う児童・生徒を持つ保護者2052人を対象に実施された。有効回収数は、教員が回収率98・6%の992人、保護者が同93・6%の1921人だった。
「教師にとって重要なこと」を事前に挙げられた15項目から5項目選ぶ設問では、教員、保護者ともに「分かりやすい授業ができること」の回答をした人が最も多かった。しかし、「一人ひとりの児童生徒に対して公平・公正な態度で接すること」「社会の基本的なルールやマナーを身に付けていること」などの設問では、保護者側の要求が高いのにもかかわらず、教員側では選択者が少ないなど、保護者の求める教師像と教員が考える理想の教員像にギャップがあることが浮き彫りとなった。
具体的には「一人ひとりの児童生徒に−」を挙げた保護者は57・7%だったのに対し、教員が32・0%。「社会の基本的な−」では、保護者が42・3%に対し、教員が20・1%だった。
教員は「常に自分の資質・能力の向上に努めること」「教師としての使命感や責任感を持っていること」を「教師にとって重要な条件」に挙げる人が多く、保護者が重視する「児童生徒とのかかわり」よりも「教師としての使命感や人間性」を重視する傾向にあることが分かった。
「現在の仕事に対するやりがい」の項目では、全体の93・6%が「大いにやりがいを感じている」「ある程度感じている」と回答した。
年代別では20代の60・1%が「大いにやりがいを感じている」と回答したのに対し、30代では37・1%、40代では31・4%となった。盲・聾・養護学校の61・4%の教員が「大いにやりがいを感じている」と回答したのに対し、中学校教員では「大いにやりがいを感じている」と回答した人が28・8%にとどまるなど、校種によって「やりがい」に差があるという現状が明らかになった。
「日ごろ感じていること」の項目では、教員の77・8%が「保護者や地域が学校や教師に求めるものが多くなったと感じる」としており、「授業のための準備や研修をする時間がほしい」とする教員が多いことが分かった。
調査結果に委員からは「社会的見地に欠ける教員が現実にいるのは事実。社会とともに生きることを実践することが必要」、「若い教師にとって、教員は数ある就職先の一つに過ぎないというのが問題だ」、「子供が好きかどうかが大事だ。子供が好きであれば、授業にも工夫ができるはず」などの意見が出た。
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