2004年 9月 4日 (土)        

■ 変化に手応え 谷藤盛岡市長の就任1年で感想

 谷藤裕明盛岡市長は3日、定例記者会見に臨み、就任1年を振り返って所感を述べた。公約の柱として3月に方針と実施計画を策定した行財政構造改革については「実施計画の工程に沿って、おおむね順調に進んでいる」との認識を示し、市職員の意識についても、雇用対策や盛岡ブランドの確立に向けた対応、研修への積極的な参加姿勢などを挙げ「変化について手応えを感じている」と述べた。

  地方交付税の大幅な削減の影響もあり、各種事業の大幅な見直し、削減に踏み込んだ04年度予算編成については「市民の皆さんに負担をかける苦渋の選択を迫られた」と振り返る一方、「多くの方から改革を支援する意見をいただいている」と話し、06年度を当面の目標としている実施計画に沿ってさらに改革を推進していく決意を示した。

記者会見する谷藤裕明盛岡市長
【写真】 記者会見する谷藤裕明盛岡市長
 市町村合併については「合併の是非は住民の意向に沿って判断すべきものだが、判断材料として精度の高い情報を提供するという共通認識のもとで行われた任意合併協議会では、地域の将来を見据えた議論ができた」と総括。

 「それぞれの地域で予定されている合併懇談会では、将来ともそこで生き生きと暮らしていける3市町村の協働のまちづくりを共通の思いとして十分説明し、次のステップについても大いに議論していきたい。法定合併協議会には議会の議決が必要。各議会の支援をいただきながら、時期を失しないよう期限内の合併を目指して最善の努力をしたい」と述べた。

 矢巾町が住民懇談会に臨むに当たって任意合併協議会の報告書と合わせて町自立計画を配布したことについては「それぞれの地域の考え方がある。町の自主的な判断の中で示すことができる範囲のものを出したのだと思う。三位一体改革に伴う部分も含め、将来的な財政見通しは立てにくく、どこまでオープンにすべきか苦慮したところもあったのではないか。あとはそれぞれの町村の判断」と感想を話した。


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