2004年 9月 5日 (日)        

■  〈経済〉頭取自ら地域へ出向いて意見交換 東北銀行

 東北銀行(浅沼新頭取)は、地域経済の活性化への取り組みとして地域交流会を開いている。箱崎安宏会長と浅沼頭取が県内の各地区に出向き、自治体の首長や経営者らと意見交換している。

 北上市と遠野市で2回開催。両市長と企業経営者ら40人が出席した。国から地域再生計画の認定を受けた北上市のコミュニティカンパニー計画(地域資源の商品化など)、遠野市の日本のふるさと再生計画(遠野ツーリズムの推進など)も含めた両市のビジョンを踏まえて意見交換している。

 同行が現在展開中の新中期経営計画「ダッシュ」(4月〜06年3月)の一環。地域貢献による地域からの適正評価を掲げ、リレーションシップ・バンキングへの取り組みを展開している。

 停滞する県内経済の活性化には、それぞれの地域における産業・文化などを含めた町おこし、地域おこし的な取り組みが不可欠としており、取り組みへの支援が地域の活性化、地域金融機関の発展になると判断したと話す。

 地域金融機関として顧客や行政とのつながりを重視し、官と民のコーディネーターとしての役割を担う。各地域でのビジョンについて官(行政)、民(民間経営者)、金(金融機関)の各レベルでの意見や情報、ノウハウを集約化する中で地域活性化事業の実効性と可能性を高める。

 同行広報担当は「当行のトップ2人が率先して各地域に出向き意見交換している。地域間交流を通じて行政同士、民間経営者同士のネットワークを広げる機会にもなる。まさに地域活性化のための真のマッチング」と意義を強調する。

 「民間からは工業団地などの積極的な活性化に対する意見が出た。各市長からは地域活性化の在り方を意見交換するれ交流の意義深さや金融機関が相談役となり、新たな発見が生まれると期待された。今後も地域活性化のための官・民のコーディネーター役として各地で会を開く」と言う。


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