2004年 9月 8日 (水)        

■  盛岡駅西口の複合施設が上棟式 姿表す弓なりのシルエット

 盛岡市の盛岡駅西口地区に建設されている複合施設の上棟式が7日現地で行われ、06年の開館に向けて工事の安全を祈願した。複合施設は地上9階地下1階。マリオスに隣接して建てられており、新しい県立図書館を核に各種の県民サービス機能を盛りこんだ施設となる。上棟式には竹内重徳副知事ら約350人が出席。神事のあと関係者が名前をサインした鉄骨をクレーンで持ち上げ、くす玉を割った。03年3月の着工から進ちょく率は33%に達し、正面が弓なりのシルエットが姿を現した。

盛岡駅西口の複合施設の上棟式
【写真】盛岡駅西口の複合施設の上棟式
 現場では4基のタワークレーンが旋回して鉄骨を組み上げ、外装や電気、空調工事などが進められている。神事のあと竹内副知事は「岩手の未来の先導的機能を持つ図書情報総合センター、NPO支援、男女共同参画など新しい社会的ニーズに対応する施設となる。住民参画型の施設で、より利便性の高い機能を持って皆さんに利用されるよう願う」とあいさつした。

 共同企業体を代表して曽根幸一環境設計研究所の曽根幸一主宰は「3、4年前から設計を構想した。できるだけ県民の皆さんに近寄って遊びに来てもらう施設づくりをしたい。鉄とガラスの多い建物は150年ほど前から作られているが、今はコンピューターで複雑な形も接合できる」、鹿島建設の赤沼聖吾取締役東北支店長は「盛岡駅を通るたびに建物の鉄骨が上がっていくのを見て期待している人が多い。県民総参加型の施設にしたい」と述べ、西口開発のシンボルとして完成を期した。

 03年3月に着工され、05年9月には建物が完成し、内部を整備したうえで06年開館を予定している。盛岡市内丸の県立図書館の機能が移転し、視聴覚障害者情報センターと合わせて1階から3階に入居する。4、5階は情報や展示を主体としたスペースで構成され、6階から8階には県民活動支援総合センターや多目的ホールが入居する。


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