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全国で活躍しているストーリーテラーの藤田浩子さんの「おもしろおはなし〜親子で楽しむ昔話とわらべうた」が8日、盛岡市愛宕町の中央公民館で開かれた。同公民館が年に1度開いている図書室講座。親子を対象にした「おはなしとわらべうた」には親子12組と、町内のアケボノ保育園の園児約50人が参加した。
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【写真】藤田浩子さんの「おもしろおはなし〜親子で楽しむ昔話とわらべうた」
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手遊びや手袋を使った指人形、昔話など活動は多彩。新聞紙で作ったずきんをかぶった消防士役の藤田さん。ホースに見立てた丸めた新聞紙の一部を切って開くと、はしごの形に。子供たちからは大歓声が上がった。話が終わると藤田さんの周りに子供たちの輪。「マジックみたい」「面白かった」「おばちゃん大好き」と大満足だった。
その後行われた「子育てトーク」では、実践に即した子育てに対する考え方を展開。「人間の赤ちゃんは皆、未熟児の状態で生まれてくる。ウシやウマは誰が育ててもウシやウマになるが、人間の赤ちゃんは違う。人間が人間になるためには人間の言葉を掛けなければ」と言う。
特にテレビについては「体験的に見て、テレビをたくさん見て育って幼稚園に入ってくる子供は表情が少ない気がする」と思う。人間の脳は、3歳までに70%が出来上がるという。テレビを見せているときは脳の中で色や形、音をつかさどる部分は動いているが、ものを考える前頭前野が動いていない。赤ちゃんは10種類の音を聞き分けるが、それ以上の音が入ってくるとすべての音を遮断してしまうと危険性を指摘。
「テレビではなく、お母さんが言葉を掛けて、やり取りをすることが大事。内容は自分の行動や赤ちゃんの様子を実況することでもいい。リズムやメロディーを付けると赤ちゃんが受け入れやすいと思う。少なくとも最初の1年間はテレビを見せない方がいい」と助言した。
子育てには正しい方法はない。親がそのときに一番いいと思う方法で育てるしかないと思う。「福島県では『やや子1人にばか3人』という言葉がある。それは、一人の赤ちゃんを育てるのには最低ばかな大人が3人必要という意味。ばかになりきって赤ちゃんをあやす大人が子供をいい子に育てるのでは。テレビを見せないこととばかになることをお勧めする」と話した。
若いお母さんから「今子供は3歳だが、テレビはまだ見せない方がいいのか」という質問。
「脳は10歳までにほぼ100%出来上がるので、自分は10歳までは見せない主義だが、なるべく見せない方がいいということ。見るならお母さんと一緒に見ること。テレビを見せている間にお母さんが自分の仕事をするのは30分が限度と思う」と答えた。
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