2004年 9月 10日 (金)        

■  全国訪問おはなし隊が盛岡に 園児は大喜び

 子供たちに本と親しむきっかけ作りをしようと、キャラバンカーで全国各地の保育園、幼稚園などを訪問して絵本の読み聞かせをしている「全国訪問おはなし隊」(講談社読書推進事業部主催、長沢亮子隊長)が8日、盛岡市中野のみうら小児科(三浦義孝院長)を訪問した。同市東中野のなかの保育園(馬場美枝子園長、園児92人)の3、4、5歳の園児と保護者など約50人を前に絵本と紙芝居を使った読み聞かせを披露し、園児を楽しませた。

気に入った絵本を広げて読みふける子供たち
【写真】気に入った絵本を広げて読みふける子供たち


 長沢隊長らは身ぶりや手ぶりを交えながら、飛び出す絵本や紙芝居の読み聞かせをした。動物の特徴からその動物は何かを当てるという、クイズ形式の読み聞かせで園児は、大声で答える熱中ぶりを見せた。日ごろから同園では、お昼寝の前に職員が絵本の読みきかせをしているとあって、約30分の読み聞かせを静かに聞いていた。

 絵本や写真集など約350冊の本がずらりと並んだキャラバンカーの見学では、気に入った本を次々と取り出し、友達と一緒に本を広げて楽しんでいた。

 自分でも絵本をよく読むという、荒川みな美ちゃん(6)は「飛び出てくる絵本が楽しかった」と満足げ。因幡玲菜ちゃん(5)は「クイズが楽しかった。お母さんにも本を読んでもらおうと思った」と笑顔で話した。

 長沢隊長は「読み聞かせには、子供たちに集中力をつける効果もあるし、親子で共通の話題を持てるのも魅力。お母さんだけではなく、お父さんたちにも読み聞かせをしてほしい」と話した。

 三浦院長は「読み聞かせで大事なことは、本を読むことよりも子供たちと共通の時間を過ごして心を通い合わせることにある。テレビやビデオではなく、同じ本でもいいから読んであげることが大切。それが、子供たちの生き生きとした成長につながる」と話した


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