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| 【写真】オープンカフェスタ開幕で「でんでんむし大通号」を従え大通で行われたパレード |
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盛岡シネマタウン社会実験「オープンカフェスタ〜歩いて楽しむまちを目指して」(同社会実験実行委員会主催)の第1回が2日、盛岡市大通で始まった。10日までの9日間、午前11時から午後6時まで、特別運行のバスとタクシー以外の一般車両を通行規制するトランジットモール(歩行者専用道路)化を試行。歩行者優先エリアを形成。沿道のパーキングチケット用駐車場を駐輪場やオープンカフェ、イベントスペースに活用する。マイカーを利用した郊外型商業地域との差別化を通じ、にぎわい創出の可能性を探る。第2回は23日〜31日まで、時間は同じ。
午前11時、大通に一般車両の姿が消えた。同20分、谷藤裕明市長が社会実験の開会を宣言。「本日からオープンカフェスタを全体で行う。マイカーを自粛して公共交通輸送にシフトしてもらい、歩いて楽しむまち盛岡実現のため通行規制をし、課題や有効性を検証していく。実験による新しい試みを大いに楽しんでほしい」と呼びかけた。
サンビル前からオープニングパレードが行われた。岩手女子高吹奏楽部の演奏で、車椅子利用者社会参加推進グループ、木製や変わり種の自転車に乗ったグループ、大通商店街や実行委員会関係団体、谷藤市長、竹内重徳県副知事が参加。沿道の市民にPRした。
一般車両の通行規制は内丸の東大通から大通3丁目交差点間の大通、菜園〜中央通を結ぶ南北の接続路の1部。映画館通りは通行でき、大通を横切ることもできる。
交差点単位に交通整理員が配置され、大通の車両進入、歩行者との事故防止対策が図られた。東大通方面から大通に直進しようとする一般車両、市街地周辺から客を乗せたタクシーが進入可能か戸惑う場面も見られた。
大通と盛岡駅とを結び、周辺を循環する小型低床バス「でんでんむし大通号」が規制時間内に20分間隔で運行される。1周約25分。運賃は100円(子供50円)。
パーキングチケット用駐車場(計38台分)は、普段歩道に置かれる自転車の駐輪スペース、10区画にテーブル、いすを配置したオープンカフェ、イベントやパフォーマンスの特設スペースに活用される。
期間中は土日限定で無料の人力車運行や歩行者数が増えるたびに大通と映画館通り交差点に杉玉を飾り付ける。循環バスに18枚の絵で構成される創作絵本を展示する「ギャラリーバス」も行う。大通2丁目地内の空き店舗は自転車プラザとしてレンタサイクルシステムの試験を実施する。
実証実験は▽自動車交通量分析▽歩行者交通量調査▽バス利用者数調査▽通行人や商店街対象のアンケート−の各種調査分析を行う。第1回期間中には全国オムニバスタウンサミット、第2回はみちのく国際ミステリー映画祭が開催され、県内外から訪れた人の反応も把握していく。
交通工学専門の元田良孝県立大総合政策学部教授は初日の様子を視察。「実験で市民の交通手段が変わるかを学生と調査する。タクシーの通行を許可しているが、トランジットモールの意味があるか、その是非も問いたい。結果から2回目以降をどうするか、今後恒常的に展開していくのか。課題を明らかにして、人が集まるようになれば」と話していた。
同実行委(委員長・久木田禎一いわてNPOフォーラム21代表理事)は市民団体、盛岡商工会議所や大通商店街協同組合など地域経済団体、国土交通省、県、市の所管部署、県警で構成。大通商店街の意向なども考慮し、実施時間など内容を一部変更した。
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