2004年 10月 3日 (日)        

■  〈美術〉山深い湖畔の情景 こぶしの会の野中さん

野中あさ子さんの「芽吹きの頃」
【写真】野中あさ子さんの「芽吹きの頃」

 こぶしの会(野中あさ子会長)の小品絵画展が9月29日まで、盛岡市中ノ橋通1丁目の岩手銀行中ノ橋支店赤レンガギャラリーで開かれた。会員8人と講師の千田周平さんの作品33点が展示された。

 野中さんは水彩4点を出展。「芽吹きの頃」は山深い湖畔の風景を描いた作品。「遠くの風景がピンク色に見える」という春先の浮き浮きするような雰囲気を表現。木々の緑が映り込む水面には苦労。薄い色から徐々に色を足して柔らかい水の表情を描き出した。

 東真美子さんはサムホールサイズの油彩の風景画3点を出展。「田代平湿原」は、会の有志で訪れたときの写真やスケッチを基に制作。植物の白い綿帽子を通して、画面奥の八甲田山を遠望した。

 現在は樹木に凝っているという東さん。特に巨木を描いてみたいと思う。樹木全体よりも大きな根っこの部分、真っすぐに立つ木々の中で曲がっている木などが面白いと話していた。

 同会は1983年に、上田小学校の父兄の絵画サークルから独立して結成。現在は1カ月に2回活動。年に1、2度はスケッチ旅行も実施している。


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