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【写真】90センチのアナゴを釣り上げた斎藤渓君。左に立て掛けてあるのが使用した釣りざお
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盛岡市立上田小学校4年生の斎藤渓君が2日、体長90センチ、体重1・5キロの大型アナゴを釣り上げた。大人でも難しいという大物に、子供用のきゃしゃな釣りざおと糸で挑み、格闘の末に釣り上げた。
場所は三陸沿岸の田老港。台風は通過したとはいえ、雨模様で普段よりも波が高い状態。父親の安博さんは気乗りがしなかったというが、息子の熱意に負け、母親と家族3人で夜釣りを決行。3人ともかっぱを着込んで、水面から3メートルぐらいの足場の高い場所で釣りを開始した。
午後7時過ぎ。掛かった瞬間「重い」と感じた。いつものソイやサバとは違う感覚。子供用の1・5メートルのルアーロッドが根元からしなった。大人でも途中で切られてしまうというきゃしゃな2号糸。安博さんが車に網を取りに走った20分間、一人で格闘。少しずつリールを巻きながら徐々に引き寄せた。
船着き場の階段を下りた安博さんが、たも網ですくい上げてみてびっくり。懐中電灯に照らし出された獲物は、網に入り切らないほどの大きさ。雨の中、家族3人で大騒ぎして喜んだ。
安博さんは「普通の大人でも2号糸では途中で切られてしまう。このぐらいのアナゴを釣るには5号以上の糸で4メートル前後のさおが必要。まさか10歳の子供が釣り上げるとは」と驚く。
小学校に入学する前から安博さんと一緒に釣りに出掛けていたという渓君。今回使ったさおは昨年買ってもらったもの。渓君は「釣り上げたときはびっくりした。でっかいなあと思った。うれしかった」と笑顔で話していた。
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