2004年 10月 5日 (火)        

■  〈経済〉豆腐消費量日本一の街に本格料理店「花の茶や」

 盛岡市肴町商店街の御釜屋跡地に5日午前11時、和食の店「花の茶や」(高橋正人店長)がオープンする。豆腐工房を設置し県産大豆でこしらえた手作り豆腐や天ぷら、焼き鳥などを用意、夜10時まで営業する。場所は南部鉄器発祥の地。長年、御釜屋が営業していたが、今年初めに閉店した後は空店舗になっていた。和食調理歴30年を超す高橋店長(53)は「歴史と伝統のある肴町で手作りの豆腐料理を中心とする和食をリーズナブルな価格で提供したい。盛岡は豆腐消費量が日本一。そのため豆腐を作る場所を厨房とは別に作った」と力を込める。

盛岡市肴町商店街に5日開店する花の茶や
【写真】盛岡市肴町商店街に5日開店する花の茶や

 同店は約170平方メートル。座席は66席でカウンター11席と10室の個室の店舗。入口はアーケード側のほか裏口にも設置。裏口には駐車場があり、7台が駐車可能。アーケードに面した飲食店で、自前の駐車場を裏口に持つ個店は同商店街では初めて。

 裏口には、御釜屋時代に店頭にあった南部鉄器発祥の地の石碑を移設した。「江戸時代からの伝統のある場所。その歴史も生かしたかった。商店街には共同駐車場もあるが、車で乗り付けて来店したい客のため、駐車場も確保した」と高橋店長は言う。

 メーンは豆腐料理。県内産の大豆を中心にその場で作る豆腐を提供する。みそや梅、キムチなどで漬けた豆腐など、さまざまな種類の豆腐を季節に合わせてこしらえる。高橋店長は「塩でそのまま食べてもおいしいはず。寄せ豆腐も作りたてを出せる」と自信を見せる。

 ほかに天ぷらや炭火を使用した焼き鳥などをそろえた。アルコール類は地酒とカクテル類が中心。高橋店長は「肴町界隈には高齢者が多い。若い女性層もいる。高齢者と女性にはぜひ来店してもらいたい」と言う。

 ランチ(午前11時半から午後2時)で天むすセット650円。まぐろ山かけ丼セット800円。夜(午後5時から同10時)は、豆腐料理1品400円台中心で、天ぷら盛り合わせ1千円。

 高橋店長は「肴町には和食の店はほとんどない。夜も7時くらいで店を閉める。当店は10時閉店。夜は居酒屋としても楽しんでもらいたい。通勤帰りに気軽に立ち寄ってもらえれば。肴町商店街活性化にも一役買いたい」と話していた。

 年内は無休。花の茶や(電話654−8088)。


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