2004年 10月 6日 (水)        

■  〈経済〉いわて型ペレットストーブにグッドデザイン賞

いわて型家庭用ストーブ
【写真】いわて型家庭用ストーブ

 サンポット(本社川越市)と県工業技術センターが共同開発したいわて型ペレットストーブ2種が、2004年度グッドデザイン賞を受賞した。県と企業による共同開発製品の同賞受賞は初めて。このうち家庭用ストーブは今冬に向けて発売された新商品。

 同賞は日本産業デザイン振興会が主催。1957年に旧通産省が創設したグッドデザイン商品選定制度を継承したもので、国内唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。良いデザインか、優れたデザインか、未来をひらくデザインかの観点から審査される。サンポットは商品デザイン部門に応募した。

 対象商品はいわて型家庭用ペレットストーブ(FFP−471DF)といわて型ペレットストーブ(業務用・改良型・FFP−811DF)のFF型バイオマスストーブ。木質ペレットと呼ばれる木くずを粉砕、小型に固形化したペレットを燃料とする。

 脱化石燃料や森林の健全な維持、資源の有効利用といった環境、地域産業振興などの観点から、岩手で積極的に進められている木質バイオマス利用の実践の一つ。着火、消火、温度設定など自動運転で、燃料タンクを下に設置し、燃料補充を楽にした。ガラス越しに炎が見え、前面には地場産業の南部鉄器の技術が取り入れられている。

 同商品は、木質バイオマスという資源に着目し資源を無駄にしないで利用する新エネルギー導入の取り組みを、インテリアになじむ造形で製品化したことが評価された。特に家庭用ではストーブの機能性に加えてオーブンを組み込むなど、生活面に配慮したことも評価された。


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