2004年 10月 9日 (土)        

■  師弟和熟で歩んだ30年 盛岡北高で記念式典

30年の節目を祝いさらなる飛躍を誓った盛岡北高校30周年記念式典
【写真】30年の節目を祝いさらなる飛躍を誓った盛岡北高校30周年記念式典

 滝沢村滝沢の盛岡北高校(及川昭司校長、生徒965人)の創立30周年記念式典が8日、盛岡駅西通の市民文化ホールで開かれた。全校生徒、来賓、OBなど約1200人が出席。生徒と教師がともに学び、切磋琢磨(せっさたくま)する「師弟和熟」の校訓の下で歩んできた30年を振り返り、今後の飛躍を誓った。

 及川校長が「本校は1974年4月、高等学校への進学率向上に応えるため、盛岡市5番目の県立高校として開校した。杜陵高校で行った開校式と第1回入学式では、初代校長の新里盈校長が不撓不屈の精神、希望と理想を持つことなど5つの目標を一期生に呼び掛け、それが建学の精神として脈々と受け継がれてきた。これこそが生徒一人ひとりが教職員を信頼しあい、切磋琢磨(せっさたくま)する師弟和熟の校訓のたまもの。今後も生徒とともに新たな伝統を築くため、教職員一同、一層の努力と力強く羽ばたくことを誓う」と式辞。

 生徒を代表して生徒会長の古川ちひろさん(2年)が「先輩たちは、校章のカシオペアのように高い理想を掲げる学校を作り上げたと聞いている。わたしたち在校生も、すぐに手に入るものではなく、本当に価値のあるものを手に入れる努力をし、伝統を引き継ぐことはもちろん新しい世界へと挑戦を続けていく」と高らかに誓った。

 30周年を記念して同校の校歌の作詞者である詩人・谷川俊太郎氏(72)を招いた記念講演会も行われた。谷川氏は自らが作詞した校歌の歌詞を朗読したほか、合唱曲になっている「春に」などの作品を朗読。生徒たちは歌い継いできた校歌の作詞者に質問をし、校歌への愛着を一層深めた。

 同校は、高校進学者の急増など社会状況の変化を背景に、1974年4月に開校。開校当時、校舎が未完成だったため、杜陵高校で開校式、第1回入学式を挙行した。翌75年に校旗が制定され、現在地に完成した新校舎に移った。78年に谷川氏が作詞を手がけた校歌が制定された。これまでに9090人の卒業生を輩出している。


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