2004年 10月 9日 (土)        

■  〈美術〉ざらざら感の上の発色 アートクラブN.T.P作品展

鈴木貴子さんの「MARRAKECH」
【写真】鈴木貴子さんの「MARRAKECH」

 アートクラブN・T・P(ナカムラ・ユウコウ代表主宰)の作品展が10日まで、盛岡市大通1丁目のギャラリー・リリオで開かれている。同クラブの有志19人と、子供絵画教室「パレットクラブ」の子供たちが絵画を中心に約80点を出展している。

 今回初めて「動物」という課題テーマを設定。イヌやネコなどのペットのほか、パンダやイルカ、ブタなど自分の好きなモチーフを自由に描いた作品が展示されている。

 鈴木貴子さんはアフリカの人や自然に焦点を当てた作品を出展。「アフリカの女(ひと)」や「MARRAKECH」では、下地に使うジェッソにシェルの粉を混ぜてざらざら感を出したキャンバスを使用。アクリル絵の具の鮮やかな発色を生かして印象的に描き出した。

 木田武さんはコンピューターを使った作品を4点出展。人の横顔を組み合わせて正面が動物の顔になるようにしただまし絵風のものなど、幻想的な作品を制作した。

 吉田陽子さんは単純化した形を組み合わせ、鮮やかな色遣いで描いたロボットシリーズを発表。福島幸二さんは自身で作った物語に合わせて4点の絵画を描いた「空の物語」を出展した。

 同クラブは1992年に発足し、週に1度活動。各自が好きな画材を使って、自分の世界を構築している。95年に第1回作品展を開催。今回は、一昨年に続いて6回目。

 午前11時から午後7時(最終日は同5時)まで。


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