2004年 10月 10日 (日)        

■  〈玉山村〉子犬もごみと一緒に あきれた不法投棄

大量の不法投棄、生きたまま捨てられていた子犬を回収したクリーン作戦
【写真】大量の不法投棄、生きたまま捨てられていた子犬を回収したクリーン作戦

 盛岡地方振興局と玉山村主催の「わがむらのごみクリーン作戦」は8日、同村内の県道盛岡環状線、村道黒石野門前寺線の約8`で行われた。地元川又、釘ノ平、日戸、白沢、門前寺5自治会の地域住民、振興局と村職員50人が参加した。

 沿道には家電製品やベッド、廃タイヤなど悪質な不法投棄が大量に見つかったほか、生後間もない子犬5匹がスーパーのビニール袋に入れられているのが発見された。参加者は心ない飼い主やごみを捨てた人の無責任さに憤った。

 子犬は体長25〜30aの雑種と見られる。生後間もなく捨てられたようで、人がなでるとクンクン鼻をならしていた。振興局が保健所の犬・猫保護センターに運び、動物命の会岩手に引き取ってもらった。同会が里親を探してくれるという。

 同日は玉山、滝沢両村境にある柳平水辺公園に集合。手分けして県道、村道脇、ガードレール下のごみを回収。約1時間半の作業で、満載状態の2d車で3台分以上になった。岩手玉山環境組合に運ばれ、処理された。

 空き缶やペットボトル、コンビニの弁当容器などが駐車帯のそばから多数出てきた。「うれしくない大収穫だね」と参加した女性は苦笑いだった。

 「一家離散した跡」のように家具や家電製品が一式見つかったり、中身の入ったオイル缶や自動車の部品類が出てきたり。「指紋を調べて本人に責任を取ってもらいたい」と参加者はあきれた様子。

 千葉紀穂盛岡保健所次長は「現状を見て非常に残念だ。中学生の清掃活動でごみが減った実績もあると聞いた。今後も地道に続けるしかない」と話した。

 寺口市右衛門村自治会連絡協議会長(日戸自治会長)は「無意識のポイ捨てはもちろんだが、意図的な不法投棄は許せない。村の39自治会で清掃に取り組んでいるが、人目に付かない場所ほど多い。山菜採りに来て汚す人もおり、心の中もきれいにしてほしい」と顔をしかめた。


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