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【写真】「大きく育ってね」とイワナを放流する小学生
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滝沢村の岩手山登山口馬返しから、鞍掛山(897メートル)を経由して相野沢キャンプ場に至る「岩手山山麓森の道(森林探訪遊歩道)」の開通式と「遊々の森」協定締結署名式が22日午前9時から馬返し登山口広場で行われた。一本木小学校の児童や知的障害者授産施設みのりホームの利用者たちが、紅葉した木々の落ち葉を踏みしめながら森の道(約7キロ)を歩いて森林体験した。
開通式には盛岡森林管理署、滝沢村、滝沢村山岳会、いわて森林インストラクター会(共催)の関係者らが参加した。
一本木小学校の児童は3年生から6年生までの101人、みのりホームからは12人ほどが加わった。一本木陸上自衛隊岩手駐屯地の救護班を合わせると総勢170人。
森の道実行委員長で一本木山岳会の角掛喜美夫会長が「皆さんの熱意と緑の森に理解がある方々の熱意が通じて天気に恵まれました。自衛隊の皆さんには協力を感謝しています。きょう一日を楽しんでください」とあいさつ。
盛岡森林管理署の古川勝也署長は「馬返しから鞍掛山に登って相野沢駐車場に至る歩道は、地元の山登りする方たちから要望がありました。遊々の森は国有林を利用して子供たちの森林体験学習を効果的にやっていこうというもの。豊かな森林の役割、森林とのつき合い方を楽しく学んでいただきたい」とあいさつした。
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【写真】遊歩道の途中でクマがかじり付いた表示板にびっくり
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柳村純一滝沢村長といわてインストラクター会の柏實会長も祝辞を述べた。関係者4人が遊々の森協定に署名。続いて遊歩道入り口でテープカットが行われた。
鞍掛山コース(同小5、6年生とみのりホーム)と途中で戻るコース(同小3、4年生)の2グループに分かれた。鞍掛コースの小学生たちは山岳会やインストラクターたちの案内で出発。
遊歩道は前日の台風接近の風で紅葉した木々の葉が散ってドングリがごろごろ。途中で樹林を観察しながら歩いた。元気な小学生たちの声が山に響き渡っていた。
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【写真】森の案内人から森林の果たす役目や樹木について説明を聞く小学生
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クマがかじり付いた治山ダムの表示板にびっくりする場面も。コースの難所である鬼又沢とクラカケ沢を走破して倉掛山の山頂に着いた。
残念ながら岩手山は厚い雲に覆われて望まれたのはふもとだけ。昼食をとって相野沢に向かう時から雨が強く降り始めたが、一行は全員無事に相野沢キャンプ場に到着した。昼食と森林学習を加えて約4時間の全行程だった。
イワナ放流後のくし焼きに小学生たちは「おいしい」と声を上げていた。同小学校の川村久子校長は「雨の中だったけどベテランの方たちのおかげで子供たちは素晴らしい経験をしました」と感謝していた。
6年生の廣田なつみさん、小笠原美樹さん、長川彩さん、角掛沙也香さんの仲良しは「紅葉した景色がよかった。雨だったけど楽しかった」と話していた。
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