2004年 11月 2日 (火)        

■  みちのく国際ミステリーが閉幕 最優秀新人監督賞に竹下昌男氏

 第8回みちのく国際ミステリー映画祭2004in盛岡(会長・谷藤裕明市長)の表彰式が10月31日、盛岡市菜園のホテルロイヤル盛岡で開かれ、3日間にわたる同映画祭が終了した。

 角川オフシアターコンペティション最優秀賞には、食堂に置き去りにされた少女を描いた「春雨ワンダフル」の青山あゆみ監督が受賞。ミステリー映画祭最優秀新人監督賞に、失踪(しっそう)をテーマに幸せの意味を問い掛けた「ジャンプ」の竹下昌男監督が選ばれた。

 審査員の稲垣尚夫監督(美術)は「甲乙付け難い作品ばかり。新人とは何かをめぐり議論があったが、努力に技術などを加えて検討した」と講評。青山監督は「映画製作を通じて厳しさと喜びを経験できました」、竹下監督は「わたしは44歳で、助監督を20年してきた。うれしい」とそれぞれ受賞の喜びを語った。

 谷藤市長は「多くの市民に支えられ、成功裏に終了した。映画の街盛岡が、ますます多くの人に愛されるよう願いたい。来年も盛岡で開催を」とあいさつした。

 作家の北方謙三さんは「映画文化を維持するためにも行政の積極的な支援が必要。ボランティアだけでは限界だ。行政や市民に熱いものがあるかどうか。熱いものがあればわれわれも応援を続ける」と期待を寄せていた。

 小暮信人実行委員長は「大変にぎわい無事終了した。映画の街盛岡を応援してくれた映画関係者や市民に感謝したい」と話していた。


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