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来年2月22日−25日まで安代町で開かれる、第60回国民体育大会冬季大会スキー競技会(岩手りんどう国体)の献立が2日、発表された。献立は朝、昼、夕各4種類の計12種類で、選手に必要な栄養価を満たすだけでなく、岩手の味にもこだわった。献立は12月から、選手を迎える同町内の宿泊施設の担当者に伝授され、食で岩手をPRする。
献立は今年7月から検討を始め、今回までで4回も検討した自信作。安全・衛生的で選手に必要な栄養基準量を満たすことを方針に掲げ、食材の調達や施設ごとで行う調理、宿泊料金との兼ね合いも考えた。
サシが少ないながらも、赤身が牛肉本来のうまさを伝える岩手短角牛のしゃぶしゃぶやすき焼き。三陸の魚介をふんだんに盛り込んだグラタンなど、できるかぎり岩手の特産品を用いた。ご飯には、県産のひとめぼれとかけはしを使うなど、さりげないPRも欠さない。
澄まし汁にすり下ろしたヤマイモをたっぷりとかけた郷土料理・ぬっぺい汁など、厳しい寒さの中で戦う選手の胃袋を温める料理もそろえ、心づくしも万全だ。
試食をした平舘高校スキー部の松尾慧人君(3年)は「食べ慣れた地元の味が食べられるのは、とても力になる。北海道の国体では、地元の郷土料理を食べて、よく覚えているので全国から来た選手にも岩手を覚えてもらえると思う」と話した。
短角牛のしゃぶしゃぶに舌鼓を打った同スキー部の藤村喜美さん(3年)は「ジューシーでおいしい。この料理を食べるためにも、国体予選を突破したい」と笑顔を見せた。
献立専門委員会の委員長を務めた、平沢郁子県栄養士会会長は「幅広い年代の方に喜んでもらえるよう、和・洋・中華の料理をとりそろえました。選手には食事を楽しんでもらって、また岩手に来たいと思ってくれたら」と話した。
献立が出されるのは、同町内84の宿泊施設。
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