2004年 11月 5日 (金)        

■  地方債残高は2.6%増加 市町村普通会計決算

 県市町村課は03年度の県内市町村普通会計決算の概要をまとめた。県内58市町村の普通会計決算は歳入総額6306億7900万円、歳出総額6183億500万円で前年度と比較すると歳入が281億2700万円で4・3%減、歳出は260億5300万円で4%減少した。歳入面で一般財源の減少や地方債依存度の増加が見られ、経常収支比率の悪化、地方債残高の増加から市町村財政の硬直化が進行している。三位一体改革により地方財政を取り巻く環境が変化することから、市町村の一層の行財政改革が求められる。

 歳入では地方交付税や繰入金が減少し、歳出では普通建設事業費が減少した。歳入から歳出を差し引いた形式収支と、形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は全団体とも黒字となっている。

 地方税、地方交付税などの一般財源は前年度に比べて4・3%減少し、国や県の支出金、地方債などの特定財源は前年度に比べて4・3%減少し、国や県の支出金、地方債等の特定財源は前年度に比べて4・2%減少した。

 歳出では人件費は減少したが扶助費、公債費の増加により義務的経費が前年度に比べて2・0%増加した。普通建設事業費は17・1%減少し、災害復旧事業費が25%減少したため投資的経費が18・3%減少した。

 各種財政指標は経常収支比率が85%と前年度を0・4ポイント上回り、起債制限比率は11・1%と前年度を0・1ポイント上回った。地方債残高は03年度末で8181億3900万円で、前年度に比べて2・6%増加した。

 県は「住民サービスの水準を維持向上させる観点から市町村合併も有力な選択肢として検討されることが望ましい」としている。

 市町村別に@経常収支比率A起債制限比率B公債費負担比率C自主財源比率D財政力指数E1人あたり地方債残高−を見ると▽盛岡市@87・5%A13%B22・4%C51%D0・72E48万4千円▽紫波町@77・4%A9・7%B16・9%C31・9%D0・39E46万2千円▽矢巾町@82%A11・9%B14・9%C42・4%D0・53E38万4千円▽雫石町@80・3%A11・7%B18・7%C30・2%D0・39E46万5千円▽滝沢村@84・5%A8・9%B15・1%C43・1%D0・55E34万7千円▽玉山村@91・7%A10%B19・8%C31・8%D0・32E62万6千円−だった。


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