2004年 11月 5日 (金)        

■  〈盛岡市〉今冬の市道除雪率は79.8%の計画

 盛岡市除雪会議が4日、同市紺屋町の勤労福祉会館で開かれ、今年度の除雪計画が示された。市道の除雪延長は、車道が約31キロ延長され946キロ。歩道の除雪は機械施工が19キロ増、人力施工が5キロ減で合わせて14キロ引き延ばされ、222キロで実施される。

 全市道の除雪率は1・9%アップして57・2%に。山道やあぜ道などを除いた実質除雪率は79・8%になった。町内会への小型除雪機の貸し出し台数を増やすなど市民と協働の除雪体制の構築に力を入れる。

 会議には市や県、国、気象台、警察、鉄道、町内会や商店街の関係者ら21人が出席。市道のほか、市内にある県道、国道の除雪計画や今冬の気象概況について情報を交換した。

 市道除雪計画によると、除雪車は降雪量がおおむね10センチを超えた時などに出動する。除雪車両の運行には前年度より2社少ない117社が協力する。定期運行バス路線など指定路線が対象となるが、指定外路線でも通行が著しく困難になった場合には、市がパトロールをした上で除雪や凍結防止剤の散布などの対応をする。

 雪捨て場は雫石川舟場橋下流右岸など例年通り8カ所に設けることにした。

 滝沢村と接続する市道、村道の除雪については前年度より3路線多い9路線で作業区間の調整を図り、効率化を進める。凍結防止剤散布車による市道の散布延長は約5キロ延ばし180キロに。農道・林道の除雪は前年度と同じ29路線約72キロで実施する。

 町内会への小型除雪機の貸し出しは、新たに13台増やして43台になった。今年度は56町内会から貸し出しの要望があったが、予算の都合で今年初めて手を挙げた13の町内会の希望にはこたえられず、来年度以降、増設を図るという。

 市の除雪対策に対する理解の促進とその地域ならでは除雪の課題を探るための地域懇談会も先月から始まっていて、市内6つのコミュニティー単位で順次、開催する。除排雪費用としては今年度当初予算で約5億1千万円を確保した。

 同市は今年、新たに市除排雪基本方針を策定して総合的な除排雪対策について方向性を定めた。同市の及川大道路管理課長は「除雪延長が65キロも延びた昨年ほど、今年は目立った変化はないかもしれないが毎年、着実に改善を図っていきたい」と話している。


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