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【写真】趣存の仲間達展示会のティファニーランプ
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盛岡市本町通3の8の10、ステンドグラス工房・趣存(村上成夫代表)で7日まで、趣存の仲間達展示会が開かれている。会員が制作したステンドグラスの作品が会場を彩っている。
2年ぶりとなる展示会は、ティファニーランプとバラがテーマ。約30人の会員による作品がそれぞれ約30点ずつ発表されている。
ティファニーランプは、教会建築などヨーロッパで普及していたステンドグラスが米国で発展したもの。宝石店で知られるティファニー商会・創始者の長男ルイスは渡仏してステンドグラスに触れた。1870年ごろの話で、当時勃興(ぼっこう)してきたアールヌーボーの影響も受け、ステンドグラスの表現を母国に持ち帰った。
ルイスはそれまで教会装飾として宗教色の強かったヨーロッパのステンドグラスに対し、米国ならではのデザインを目標に創作に取りかかったという。そこから生まれたのがティファニーランプ。今から120年ほど前のことだった。ルイスは造形を立体にし、モチーフには昆虫や植物を取り入れ、きめ細やかで奥行きのある風景を作り出していった。鉛の枠に替わって使われた銅のテープによって立体とともに細かな画面分割も進んだ。
こうした背景を持つティファニーランプはルイスが創作に携わった1880年代から1920年ごろまで盛んだったという。工業化して生産され、今日ではパーツも販売されている。村上代表は「ステンドグラスを作っていると、最後はティファニーランプを作りたいという思いになる。特に女性がそういう気持ちになる」と話す。
ティファニーランプの制作は1年ほど前に決め、以来、会員はこつこつと制作を進めてきた。盛んだった当時のデザインを再現している。村上代表は「120年前にルイスがステンドグラスをランプの世界に込めた思いを感じてほしい。今でこそ当たり前になっているが、最初に作ろうとした発想はすごい」と話している。
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