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農業IT活用研究会(構成・県、岩手県立大学、八戸工業高専)は、農薬使用基準の正誤をコンピューターによって判定する「農薬使用基準チェックシステム」を全国に先駆けて開発した。システムを使うことで、これまで手作業で行ってきた膨大なチェックが容易になり、より正確な情報を農家に提供できるという。
農薬の使用基準は独立行政法人農薬検査所の最新の資料が基準となっているが、約5千種類の登録農薬に適用作物、使用方法、適用病害虫の組み合わせがあるため情報量は約11万件になる。
県では防除基準を作成しているが、手作業で膨大な資料の中から本県の気候、土壌、作物に適合した農薬を絞り込み、農家が使いやすいようにまとめている。
チェックシステムはマイクロソフトのエクセル(表計算ソフト)で作成した県防除基準の農薬名別使用方法の表記を、農薬検査所が公開している農薬登録情報の電子ファイルと照合するもの。これまで使用基準を検索するシステムはあったが照合するシステムは全国で初めてという。
農薬検査所のホームページからダウンロードするとチェックシステムが稼働、82品目、延べ2千商品の農薬を15分でチェック。使用方法、使用時期、使用回数、使用量について、赤(一致せず)、黄・緑(部分一致)、無色(完全一致)と県防除基準ファイルの画面に色づけして表示され、問題点を素早く見つけることができる。
システムの概要は11月6日に兵庫県神戸市の兵庫県立大で開かれる2004年度システム農学会秋季大会で発表された。
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