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【写真】中村孝之さんの作品
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篆(てん)刻サークルの啄石の会(鈴木重夫会長)の作品展が12日まで、盛岡市中央通1丁目の盛岡中央郵便局で開かれている。50代から80代までの会員16人が約90点の作品を出展している。
年賀状の発売に合わせ、はがきサイズの作品を展示。使用する素材は石に限らず、木やゴムなど多様。来年のえとの「酉(とり)」や「春」「幸」など、それぞれが設定したテーマで自由に制作した作品が並ぶ。
福井正二さんはアテネオリンピックにちなんだ絵手紙に、ゴムに篆刻したコメントを付けた。中村孝之さんは自作の俳句を彫った作品を出展。「野に山に秋風さわぐ紅葉かな」では、三つの部分に分けて印を作り、その周りには色とりどりの葉の版を押した。
講師を務める市内の書家、沢村澄子さんは「『恋』を課題にしたら『恋に師匠なし!』と刻されて先生は降参。『篆刻にも師匠なし!』と返しました」とコメント。「篆刻では加齢とともに目への負担が苦しいところとなりますが、互いを尊び、愛し、明るく笑いながら、目には見えない何かを彫っているような教室の景色は、とても美しいものです」と言葉を寄せた。
同会は2001年に同公民館の講座からスタート。月に2回の活動のうち、1回は書道を実施。篆刻の字体となる篆書や隷書などを中心に学習。今回は公民館以外での初めての発表。
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