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生演奏で感動を−。滝沢村立柳沢小中学校(畠山秀兒校長、児童生徒83人)で6日、初めての芸術鑑賞教室があった。バッハホール音楽院講師で宮沢賢治研究家の板谷英紀さん=盛岡市在住=、声楽家・糸賀真知子さんがアカペラ、バイオリン、ピアノなどの生演奏を披露。ホールに集まった約120人の聴衆を魅了した。
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【写真】バイオリンの演奏に合わせて校歌を歌う児童生徒ら
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大正時代のものという着物で登場した糸賀さんは「里の秋」「ペチカ」など日本の懐かしの歌の後、レオ・レオニ作の絵本「フレデリック−ちょっとかわったのねずみのはなし−」を朗読とアカペラ、ピアノとバイオリン演奏を交えたコラボレーションで披露した。
「一生懸命練習してきた曲があります。この曲を知っていたら一緒に歌ってください」とバイオリンを手に呼びかけた板谷さんが、弾き始めたのはなんと校歌。児童生徒は、バイオリンの生演奏に合わせて校歌を歌い上げた。
賢治研究家の板谷さんは演奏の合間に「石っこ賢治」と呼ばれるほどに、鉱物採集に没頭していたエピソードを紹介しながら「花巻出身の賢治は、珍しい鉱物を採るために滝沢村によく来ていた。そういう地域の自然をもっと知ってほしい」と呼びかけた。
初めてバイオリンの演奏を聞いたという中嶋達也君(8)は「すごくきれいな音だった。歌を歌っている人のくちびるが震えていたのにも驚いた」。
青木絵里さん(15)は「バイオリンで歌った校歌は、いつもよりも張り切って歌いました。皆よく声が出ていてすごかった」と笑顔で話した。
同日は、「伝えよう僕らの想い」をスローガンに学習発表会が開かれ、合唱や伝統芸能などの芸術活動を発表していた。
畠山校長は「新校舎になって初の芸術観賞会。地域の人たちもたくさん来てくれた。生演奏に触れ、感動を知ってくれれば」と話していた。
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