|
盛岡市と矢巾町、玉山村による合併協議は8日、矢巾町が法定協議会への不参加を決定し、1市1村の枠組みによる法定協議会への移行が確実になった。盛岡市と玉山村は、新たに任意合併協議会を設置後、当初の予定通り11月中に法定協議会へ移行することで合意。谷藤裕明盛岡市長は同日、引き続き合併特例法期限内の合併を目指して協議を進める方針を表明した。
 |
|
|
【写真】盛岡市議会全員協議会で玉山村との1市1村の合併法定協議会設置を表明する谷藤市長
|
|
|
|
|
|
川村光朗矢巾町長は同日の町議会特別委員会の場で、住民の意向を尊重し議会の同意が得られるならば「自立の道を推進したい」と法定協議会への不参加を表明。議会も賛成多数で同意した。
この後、3首長が直接会談し、1市1村の枠組みで法定協議会へ移行することについて合意した。
これまでの3市町村による合併協議の枠組みが変わるため、法定合併協議会への移行前に盛岡市と玉山村による任意合併協議会を設置。合併協議の方向性を確認した上で、法定協議会の設置をそれぞれの議会に諮る。
谷藤市長は8日午後、開かれた市議会全員協議会の場で3首長会談での合意事項を説明、「現行の合併特例法期限内を視野に合併協議を進めたい」と1市1村での合併協議の継続を表明した。議員からは合併協議の枠組みが変わったことについて「市民への説明に十分な時間を割くべき」「特例法期限内の合併にこだわる必要はないのではないか」といった意見もあったが、法定協議会設置に反対を表明した共産党市議団を除き、大筋で了承を得た。
新たに設置される盛岡市と玉山村の任意合併協議会は、合併協議の枠組みが変更になったことについて調整を図る程度の内容になるとみられ、日程的にも1、2回程度の開催になる見通し。3市町村による任意合併協議会での成果を生かした上で、新市建設計画など、より具体的な内容については法定協議会の場で詰める。
1市1村による法定協議会への移行が固まったことについて谷藤市長は「残念だがこれまでの3市町村による協議や住民アンケートの結果を受けて判断されたことは尊重しなければならない。盛岡、玉山を魅力的な地域にしていくために、これから汗をかいていく」と合併実現への意欲を強調した。
盛岡広域圏のあり方についても「今後もいろいろな意味で連携し力を合わせていかなければならない。大きな流れの中でまたタイミングがあれば話し合う機会もある」と述べ、盛岡広域6市町村の大合併を将来的な目標に置いて広域行政を推進していく考えを繰り返した。
|