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盛岡市繋の県立御所湖広域公園内にある南部曲がり屋で、9月下旬からかやぶき屋根のふき替え作業が進められている。かやぶき職人の研修生4人が伝統の技術を磨いている。7日には現場見学会が開かれ、多くの市民が作業を興味深げに見学した。
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【写真】かやぶき屋根のふき替え作業の現場見学会
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事業は県の政策形成プロジェクト「茅文化保存システム支援事業」。カヤの生産からふき替えまで一連の取り組みを全県的に進めることでカヤ文化保存のシステムづくりを目指す。
曲がり屋は木造平屋建て215平方メートル。1941年に建築され、御所ダム建設に伴う水没予定地にあったことから、県が寄付を受け74年に移築した。
ふき替え作業はNPO法人「岩手で茅葺き技術の伝承を促進する委員会」(吉岡裕代表)に委託。技術研修の場として4人の研修生が作業に参加し、職人の指導の下で技術取得に当たっている。
今回のふき替えには約6500〜7千束程度のカヤが必要とみられており、金ケ崎町産のススキや宮城県北上町産のヨシなどが使用されている。現在の進ちょく率は約50%。南側の屋根にカヤを覆う「軒づけ」の作業が進められている。作業終了は12月上旬の予定。
研修生として参加している盛岡市の男性(36)は建築関係の仕事をしていることや、職人の後継者不足を聞き、関心を持った。「オランダなど海外ではかやぶき屋根の一般住宅もあり国内でもさまざまな活用方法があるのでは」と話した。
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