2004年 11月 10日 (水)        

■  玉山村の純生産が11%減少 02年度市町村民所得

 県がまとめた市町村民所得推計によると02年度の市町村内純生産は3兆3662億円となり、前年度に比べて1・3%減少した。市町村民所得分配を見ると計3兆4194億円となり、同1・8%減少。1人当たり市町村民所得は平均242万8千円となり、同1・5%減少した。

 純生産について見ると広域生活圏別では岩手中部を除く8圏域で前年度を下回った。対前年度増加率を見ると胆江が8%減、二戸が4・4%減、久慈が3・8%減の順になった。市町村所得分配について見ると広域生活圏では全圏域で前年度を下回った。対前年度増加率を見ると釜石が4・9%減、気仙が3・6%減、二戸が3・0%の減となった。

 盛岡広域圏について見ると盛岡市の純生産は8731億円で同1・2%増加した。次いで滝沢村の793億5千万円、矢巾町の742億円、紫波町の580億円、雫石町の387億円、玉山村の306億円だった。町村部は軒並み減少し、玉山村のマイナスが11%と最も大きかった。

 1人当たりの市町村民所得は盛岡市が313万円、次いで矢巾町264万円、滝沢村263万円、紫波町232万円、雫石町226万円、玉山村224万5千円だった。

 市町村民所得分配の計でも玉山村は8・7%のマイナスで、58市町村で最も下げ幅が大きかった。玉山村の減少はアルプス電機など誘致企業の撤退が影響しているとみられる。

 県内の1人あたり市町村民所得を見ると全圏域で前年度を下回り、釜石が3・6%減、気仙が2・7%減、胆江が2・6%減の順となった。市町村平均を100とした各圏域の水準は盛岡が115・8で最も高い水準で、岩手中部が100・2、胆江が96・7の順となった。


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