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【写真】発表された「マークK」の後継車「マークX」
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トヨタ自動車の新型高級セダン「マークX」は9日全国一斉に発表され、岩手トヨペット(本社・盛岡市上田2丁目、元持勝利社長)で発表会が開かれた。新型車の生産拠点は金ヶ崎町の関東自動車工業岩手工場。月間8千台の生産能力を持つラインが1日立ち上げられた。発表段階ではトヨタ本社元町工場と合わせて月産1万台を生産すると言う。工場長の金井雅仁常務は「岩手県産の車としてセダンの方向性をリードするよう、よりよい車づくりに努力する」と宣言した。
「マークX」は「マークK」後継車として「ダイナミック&スタイリッシュなFRセダン」をコンセプトに開発された。マークは目標や名声を意味し、未知数のXと組み合わせ「未知なる可能性に挑む思いを込めた」(元持社長)。
外観は低重心シルエットと安定した台形フォルムなど、走りを感じさせる躍動的で美しいスタイルに仕上げ、乗り心地にこだわった。
運動性能は▽2WD車とシーケンシャル・シフト・マチック▽電動パワーステアリング▽ワンプッシュでエンジン始動するスマートエントリー&スタートシステム−などを採用。FRセダンの操縦の満足度を高めた。
安全性能と環境性能をみると▽05年9月適用の歩行者頭部保護基準をクリアし、クラス世界トップレベルの頭部障害軽減の保護性能▽進行方向を察知するアダプティブ・ヘッドランプ・システムの採用▽低排出ガス車認定制度05年基準排出ガス75%低減レベルを全車で、グリーン税制減税措置対象の10年度燃費基準+5%を主要車両で達成−。
価格は245万7千円(税込み)から。エンジンは従来の2・0リットルから、2・5リットルを主体にV6・3・0リットルの2種類。従来と同じ価格帯に設定するなどコストパフォーマンスが高いという。
金井工場長は「マークKのユーザーは従来40〜60歳代が中心だった。今回は30〜40歳代をターゲットに1世代若返らせ、内装やフォルムもこだわった。クラウンより運動性能は高い」と説明する。
元持社長は「マークKは誕生以来36年間で累計販売台数が480万台を超えるベストセラーカー。新型車は伝統を継承しつつ、商品としては全く新しい車。新時代の目標となり、新たな歴史を切り開く車としての本質を追及し、すべてが一新されている」とPRした。
岩手工場の生産台数は月1万3千台で、マークXはこのうちの半分以上を占める。マークXの残る2千台はトヨタ本体の元町工場で生産される。
同日の発表会までマークXの内容は一切ベールに包まれたままだった。13、14日に県内のトヨペット店で店頭発表会が行われる。
マークKは1968年(昭和43年)に誕生。以後世代交代しながら、93年に開設した関東自動車が途中からラインを引き継いで生産してきた。
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