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盛岡市中ノ橋通1丁目の盛岡てがみ館で館長トークが7日、行われた。八木橋哲男館長が「歌人のてがみ」と題して、現在同会場で開かれている企画展「歌人のてがみ展−詩歌(うた)に生きながら…」の展示資料について紹介した。
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【写真】伊藤左千夫が佐藤庄太郎あてに、自身が編集発行する短歌雑誌「馬酔木(あしび)」ができたことを伝えるはがき(年月日不明)
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同展では「中央歌壇の人たち」「啄木に魅(み)せられた人たち」「郷土の人たち」の三つのグループに分け、歌人を中心に20人の書簡と図書合わせて約50点を展示。中にはさりげなく自作の歌が添えられていたり、何気ない文章の中に作歌への意欲が垣間見えるものも。手紙を通して歌人たちの素顔に迫っている。
「中央歌壇の人たち」では、伊藤左千夫が盛岡市出身の歌人佐藤庄太郎あてに、自身が編集発行する短歌雑誌「馬酔木(あしび)」ができたことを伝えるはがき(年月日不明)を展示。「馬酔木」を「阿鮪」と表記していることについて「調べているうちに『鮪』には『しび』という読み方があることが分かった」と解説。
「啄木に魅せられた人たち」では佐佐木信綱、土岐善麿などを紹介。1905年(明治38年)に啄木から岩動孝久へ送ったはがきは、自身が創刊した文芸雑誌「小天地」への原稿を依頼したもの。資金面での行き詰まりのため1号で終わってしまった「小天地」の復刻本も展示。そのほか、啄木を中心に据えて、県内外の歌人の交友関係を、図に示しながら説明した。
「郷土の人たち」では山口青邨や田村了咲、宮野小提灯のほか、現在活躍している小原啄葉さんの書簡も展示している。
同展は来年1月24日まで。午前9時から午後6時(入場は同5時半)まで。毎月第2火曜日と年末年始(12月29日から1月3日まで)は休館。入館料は一般200円、高校生は100円。中学生以下と市内に住所を持つ65歳以上は無料。
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