2004年 11月 18日 (木)        

■  〈紫波町〉住基カードで買い物ポイント 地元SCと連携

 協同組合盛岡南ショッピングセンター(田森悠太郎理事長)は20日から、紫波町と連携して住基カードを所持している町民にポイントサービスを始める。カードの普及を図るのが狙い。住基カードを持っている町民が同ショッピングセンターで買い物をすると、通常のカードポイントとは別に購入金額100円ごとに1ポイント加わる。町はこれによって主婦層を開拓する考えで、全国でも初めての試み。


 町は住基カードの拡大を図るため10月からラ・フランス温泉館の入浴割引を開始している。これによって伸び悩んでいた住基カードの所有枚数が2・5倍の1153枚(16日現在)に拡大。盛岡市を一気に抜いて県下では水沢市に次ぐ普及枚数になった。今回のポイントカードは普及拡大策の第2段。町民の反応を見て第3段の準備を進めている。

 同ショッピングセンターが発行しているのはナックスカード。サービスを受けるには、店のサービスカウンターにナックスカードと住基カードを持参して登録する。以後はナックスカードを持参するだけでよく、翌月に1月分の割り増しポイントがナックスカードに加わる。

 ポイント割り増しの費用は同ショッピングセンターで負担する。住基カード自体には機能は加えていない。こうした形での自治体と地元のショッピングセンターの連携は全国で初めて。

 ナックスカードの加入者は1万6千人。このうち町内居住者は1万千人いる。一人当たり月に4千円以上の買い物をしていることから年間5万円で500ポイント(500円相当)貯まる計算。

 町民が新たに住基カードの発行を受けるには手数料が500円かかるが、1年間の割り増しポイントで町民の負担は相殺される形になる。ショッピングセンターでは20日から23日までの創業祭で住基カードをPR、登録の受け付けをする。

 第1段の拡大策の温泉との連携は10月1日から行われている。ラ・フランス温泉館の一般入浴料が700円から400円に、あずまね温泉ききょう荘でも一般入浴料を500円から400円に割り引いた。これが好評で多くの町民が住基カードで訪れているという。

 割引サービスを行う前は9月末現在で450枚だったが16日現在で1153枚になっている。盛岡市の817枚(10月末現在)を一気に抜き、水沢市に次いで2位になっている。

 アイデアを出した町民課の松村寿弘さんは「ポイントで還元することで主婦層の登録が多くなり、温泉割引との相乗効果でさらに拡大が図れるはず」と町民カードとしての住基カードの拡大に意欲を見せている。


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