2004年 12月 02日 (木)        

■  自転車歩行者専用道に地下横断道 JR山田線をくぐる

 JR山田線で分断されていた盛岡市道外山川自転車歩行者専用道の紅葉が丘と山岸2丁目を結ぶ横断地下道が完成し、1日から供用が開始された。

 線路のために数百メートル離れた橋架道や交通量が多い踏切へ迂回(うかい)を余儀なくされていた通行者の利便性がぐっと高まった。山岸地区全体の交通環境の改善にもつながればと期待されている。

 横断地下道は長さ約48メートル、幅約4メートル。階段だけでなく通路の中央部にスロープが設けられ、自転車やベビーカーでの通行も可能。1日当たり1200人の利用を見込む。2000年度から設計に着手、昨年度から本体工事が行われ、約3億3700万円を投資して完成した。

 開通式には市やJRの関係者、地域住民ら約50人が参加。谷藤裕明市長は「安全で円滑な交通はもちろん、地域の交流や連携の促進も図られる」とあいさつ。地域の代表者らが紅白のテープにはさみを入れ、開通を祝った。

 中心市街地にほど近く、狭あいな道路が多い山岸地区は、バス路線の市道に交通が集中。特に朝晩は通勤、通学などによる交通混雑が激しく、歩道のない狭あいな道路を自動車と歩行者、自転車がすれ違うように通行している個所が目立つ。地下道の設置で市道外山川自転車歩行者専用道の利用者を増やし、歩行者・自転車と自動車との交通の分離を図る狙いもある。

 開通式に合わせて谷藤市長は地域内の交通危険個所を視察。豊村徹也・山岸地区福祉推進会会長は「都市計画道路を整備する計画はあるがなかなか前に進んでいない。実態にあった道路の改良を急ぐ必要がある」と話していた。


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