2004年 12月 06日 (月)        

■  〈経済〉肴町は今年も元日営業

 盛岡市内の大型小売店や商店街では、正月の営業に向けた取り組みを始めた。肴町商店街、中三盛岡店、フェザンでは昨年に続き元日営業を行う。具体的なイベント内容や出店数などの検討に入った。

 元日営業は昨年まで、ダイエー系とイオン系の大型店などが実施していた。しかし今年はこれまで自粛していた商店街やほかの大型小売店が元日営業に踏み切った。祝日と関係なく働く人が増加し客の多様化に対応するためとの決断だった。

 市肴町商店街振興組合の安保博夫事務局長は「今年初めて元日営業した。参加店は45店だったが、客も多くまずは好評だった。毎年、八幡宮神社に初詣する市民が多い。初詣の返りに初売りに来てもらえる。来年の元日はイベントもたくさん行う予定で現在企画中。楽しみにしてもらえれば」と話す。

 フェザンでは「今年の元日はたくさんの来館者でにぎわった。わずか30分で福袋が完売した店も。各店独自に福袋を詰めるが全館挙げてのイベントも考えている」と言う。

 元日営業を行うかどうか注目された川徳は来年も元日営業をしないことになった。初売りは従来通2日から。川村宗生社長は「もりおかスクエアなどでの面的な取り組みなど連携するイベントには大いに参加したい。しかし個店としての戦略は別。当然、元日から営業する店や商店街があっても良い。ただ当社では例年通りに2日からに決めた」と話す。

 県商工会議所連合会(斎藤育夫会長)では、毎年11月ころに大型店の元日営業に関する自粛要請を行ってきた。小原富彦専務理事は「元日は国民の祝日で商行為を自粛してもらうよう要請してきた。しかし盛岡市内でも元日営業をする店舗が増えている。今年は要請するかどうかまだ決めていない」と話す。


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