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5日午前5時40分ころ、滝沢村鵜飼字鰍森4の28地内、会社員高橋辰次郎さん(45)方で火災が発生。木造2階建ての住家を全焼し同日午前8時20分ころ鎮火した。焼け跡から高橋さんの妻と子供とみられる4人の焼死体が発見された。消防や警察で火災原因を調べている。
現場は滝沢村役場の後方にある滝沢パークタウンで、高橋さんの家は隣接する上ノ山団地の境付近に位置する住宅密集地にある。
行方不明となっているのは妻の真理子さん(34)、長女の小学6年の諒子さん(12)、長男の小学3年生達哉君(9)、2男の幼稚園児史哉君(4)の4人。
辰次郎さんは仕事で朝早く家を出た。4人は2階の寝室で寝ていたという。建物の内部の焼け方が激しく、4人の遺体は1階から発見された。盛岡西署によると身元確認には時間がかかりそうだという。
隣家の人が最初に火事に気付いて通報した。少し離れた場所に住む男性は「先に起きていた人たちは2階から燃えていたと言っていましたが、わたしが午前5時45分ころに外に出たときには1階も2階も勢いよく燃えていて全焼状態でした」と話していた。
早朝の火災のため「寝ていて気付かなかった」と話す人も多く、鎮火後の朝の住宅街は人通りが少なく、静まりかえっていた。
焼失面積は約100平方メートル。隣家は壁が焦げた。鎮火後に消防と警察の現場検証が続けられ、辺りには焦げくさいにおいが漂っていた。高橋さんの71歳になる母親が午前9時すぎに駆け付けて、4人の焼死体が発見されたことを聞いて言葉を失っていた。
長女の諒子さんが通っている村立鵜飼小学校には午前8時ころ連絡が入り、佐々木政明校長ら教職員が学校に出て、警察の情報を聞きながら対応を協議した。
佐々木校長は諒子さんについて「明るく何でも頑張る子。吹奏楽部に所属しトランペットを演奏していた。19日に行われる盛岡地区アンサンブルコンテストに出場する予定で大会に向けて練習を一生懸命やっていた。極めて残念」と、言葉が途切れた。
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