2004年 12月 07日 (火)        

■  〈岩手競馬〉「法改正は再生チャンス」 県議会で増田知事

県議会決算特別委員会は6日、総括質疑が行われた。委員長に川村農夫氏(民主県民会議)、副委員長に柳村岩見氏(自民ク)を選出。県議会改革により決算特別委員会で初めて知事が答弁した。岩手競馬問題などについて各会派が取り上げた。増田知事は「財政競馬という趣旨はほぼおしまいに来ているのではないか」という認識を示した。

 工藤大輔氏(民主県民会議)は「決算書の中に本来であれば競馬からの売上金が自治体に入ってくる形で書いてあってもいいのだが、今回は記載が無かった。非常に残念だ」と述べ、構成団体に配分金が無いことをただした。県議会に示された競馬組合の内部調査について「もっと早く赤字になった段階でできなかったのか」と追及した。

 増田知事は「先般、各議員に県としての調査を配ったが、財政競馬という趣旨はほぼおしまいに来ているのではないか。他の競馬開催の様子を見ると、財政競馬としてこれからやっていくのは大変難しい時期に来ている」と答弁した。

 岩手競馬再生のアクションプランについて「間違いなく実行していく。競馬組合を存続実行させていくカギは競馬法改正で認められた民間の力を競馬に入れること。チャンスが来年の1月以降広がっていく。2、3年前だと競馬法改正の動きがまだ議論されておらず方向性も見えていなかった。今年3、4月に初めて国会で競馬法改正の動きにつながり、細部も明らかになり来年から動ける」と弁明した。

 「これにわたしどもは競馬再生のカギを見いだしている。そうした動きが見えてきたとき組合の置かれている状況を洗い出して再建計画に反映させていきたいと調査した。これからの競馬のあり方は見方を変えて可能な限り民間の力を活用し、競馬法改正を受けて取り込める手段はひとつ残らず取り込んだ」と答えた。


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