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第29回全国児童生徒木工工作コンクール岩手県大会(県木材青壮年協議会の主催)の作品展示は4、5日の両日、盛岡市本宮の市子ども科学館で開かれた。県内の小中学生の作品169点が展示された。芸術性あふれる作品や実用性、完成度の高いものまで力作ぞろいだった。
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【写真】小田島拓哉君(仙北小4年)の「ほえるネッシー」
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審査の結果、全国大会へ出展される3作品は同協議会長賞の住田町立世田米中木工クラブの「鮭(さけ)」、県木材産業協同組合理事長賞の伊藤史洋君(同有住中3年)の「一間社」、県森林組合連合会長賞の田村冴香さん(一戸町立鳥越小6年)の「おなかがすいたよ。お母さん」。
「鮭」は帰ってきた川で泳ぐサケの姿が、加工された木を使って表現された。サケの表面や川底の石を機械で滑らかに削り、今にも泳ぎ出しそうだった。「一間社」は流れ造り堂宮工法のミニチュアを忠実に再現。製図からパーツの加工、装飾に至るまで精巧に製作されていた。田村さんの作品は木の上のひな鳥が親鳥の帰りを待っている様子を小枝や木の実などを使ってメルヘンチックに描写していた。
沿岸の作品は漂着した流木と貝殻が織りなす音を楽しむもの、盛岡市立仙北小の鷹木佳祐君(4年)のエリマキトカゲ「いで〜っ!!」や小田島拓哉君(同)の「ほえるネッシー」など表情豊かな作品も目を引いた。
県大会は毎年夏休み前に作品を募集。校内審査などをへた作品が出展される。学校単位で力作に取り組む世田米中のような常連校も多い。子供がアイデアを生かした手作りで、木の特製を生かした多ジャンルの作品が出展された。
大会担当の嶋利幸同協議会副会長(嶋製材所社長)は「大会を楽しみに準備してくれる学校や児童生徒がいる。木材業者として今の子供たちがじかに木に触れるよう機会を設け、気の優しさやぬくもりを感じてほしい。毎年子供たちの独創性に驚かされる」と話している。
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