2004年 12月 07日 (火)        

■  トーナメントで熱戦 年金カップ将棋大会

 第6回年金カップ世代間交流将棋大会04(国民年金健康センターもりおか主催)が5日、盛岡市北松園の同センターで開かれた。同大会は毎年1回、小学生から年金受給者まで参加して、将棋を通して世代間の交流を深める催し。

小学生の部の対局
【写真】小学生の部の対局

 今回は昨年より15人多い114人が参加し、小学生から名人の部まで7部門に分かれてトーナメント戦が行われた。今年は審判長を女流2段の古川彩子さん、副審判長を同初段の島井咲緒里さんが担当した。

 小学生26人が参加し、部門別では最も多い参加数。開戦前に2人の女流棋士が将棋教室を開催し、対戦前のあいさつに始まり、駒の置き方や取り方、対戦後のあいさつなどを丁寧に指導した。

 7部門のトーナーメントが始まると子供から高校生、大人まで真剣に将棋盤に向かい合った。飛車、角を活用し、積極的に相手の陣営に攻める対戦者もいれば、王の周辺を固めながらじっくり攻める対戦者など棋風はさまざま。

 仁王小4年の及川裕一朗君は5級の腕前。「毎日、父と将棋している。うまく銀や桂馬を使い勝ちたい」と意欲的。沼宮内小1年の門優大君は13級。「1年になって始めた。動かし方は分かるけど王手するのは難しい」と対戦に臨んでいた。

 大人の部で対局に臨んだ市内山岸の鎌田節夫さんは「将棋歴は15年ほど。まだ現役で働いているとき仲間に誘われて始めた。大変遅いスタート。でも楽しい。きょうは楽しみながら差したい」と仲間の対戦を眺めていた。

 高校生の部で優勝した盛岡一高2年の佐藤将志君は「将棋は小学2年のとき始めた。学校では部に入らず趣味として続けてきた。相手の先をどの程度読めるかが勝負の分かれ目。そこが将棋の面白さ」と話していた。

 2人の女流棋士は小学生の対局が終わると、負けた相手の駒の動かし方を点検。古川さんから「王手される前に、この金を引いておけば、次の手が打てましたね」と、丁寧に指導していた。

 同大会での審判が2度目の島井さんは「3年前にも来ましたが、小学生のレベルが上がりました。6手、7手先を読んでいる小学生も数人いました。これからが楽しみ」と話していた。

 同センターの猿舘和雄センター長は「当大会の最大の目的は年代を超えて当センターで将棋を楽しんでもらうこと。将棋は生涯続けられる知的ゲーム。生涯学習として大切。当センターでは地域貢献として毎年開催しており今後も続けたい」と話していた。

 各部門の優勝、準優勝、3位は次の通り。(敬称略)

 ▽名人の部@岩泉毅(盛岡市)A道又大輔(同市)B阿部秀太郎(一関市)

 ▽A級@田内遼(金ケ崎町)A荒屋敷力直(盛岡市)B井上尊幸(同市)

 ▽B級@澤口諒充(岩手町)A及川巧(盛岡市)B池田幸也(同市)

 ▽C級@斉藤富夫(同市)A北川和良(同市)B一井朗(同市)

 ▽高校生の部@佐藤将志(盛岡一高2年)A藤谷明弘(盛岡三高一年)B佐々木教大(盛岡四高)

 ▽中学生の部@畠山彬(北松園中3年)A毛利和紀(同中3年)B今井孝之(岩手中2年)

 ▽小学生の部@小山怜央(釜石市立鵜住居小5年)A奥友恒(遠野小5年)B山瀬誠之(緑が丘小6年)


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