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盛岡市前九年2丁目の北日本銀行館坂支店で、岩手医大教養部教授の黒澤勉さんの文と東京都の藤田祐二郎さんの絵による俳風絵手紙展が10日まで開かれている。昔懐かしい街角の光景と盛岡弁を組み合わせた絵手紙はほのぼのとした雰囲気を漂わせる。
同展は同市北夕顔瀬町の武田久男さんが企画。武田さんが黒澤さんを通じて譲り受けた絵手紙の中から、掲示で20枚、ファイルとじで30枚ほど紹介している。中にはA4判の作品もある。
武田さんは母親のハツノさんが黒澤さんと盛岡ことばの仲間だった縁で絵手紙を知った。黒澤さんの出版記念会に出席したときのハツノさんの写真を基に藤田さんが似顔絵(今展でも展示)を描き、武田さんと藤田さんは一度も会ったことはないが、つながりが生まれた。
黒澤さんから譲り受けた絵手紙は約70枚という。「自分だけで見ているのは申し訳ない」とハツノさんと相談し今展を思いついた。盛岡ことばがよく表れ、絵柄も子供たちなどほのぼのとした会話の伝わるようなものを選び出して展示した。
「あっ めっけ だれがぬったべ あかいいろ」は女の子2人が赤くなったモミジの葉を手にした絵。「べらべらともりおがべんをそうかっちゃん」は買い物かごを提げた「かっちゃん」が若い女性に一方的に話している様子。「まんだやげね かますな ちょすな まってどでゃ」は少年たちが落ち葉を集めてイモを焼いている。
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