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盛岡市議会12月定例会の一般質問が10日から始まり、玉山村との合併が盛んに議論されている。同日登壇した5人の議員全員が質問の中で取り上げ、観光資源の広がりなど、合併による地域の発信力の強化に期待する声も目立った。谷藤裕明市長は当面、同村との合併の成就に全力を注ぎ、長期的には盛岡広域6市町村の合併を視野に入れた、まちづくりに取り組む姿勢を示した。
佐藤栄一氏(新盛同志会)は玉山村との合併について「広大な土地があるだけでも魅力的。将来ビジョンは立てやすい」と期待。村が抱える豊富な農地や工業団地を挙げて「第3次産業に偏っている盛岡の産業バランスが緩和され、調和の取れたまちづくりが可能になる」と強調した。
石川啄木や姫神山、岩洞湖など観光資源の豊富さにも触れ、「本州一寒い盛岡市藪川と毎日、報道されればPR効果は抜群」、「寒さや啄木を生かしたツアーも可能」などと経済効果も指摘。「盛岡開発は南部中心だったが、北部へ目を向けていく必要がある」と市の方針を後押しした。
谷藤市長も「玉山村は多様な機能や可能性を秘めた魅力的な素材が多く蓄積されている」と評価。「既存の町中からの観光ルートに加え、自然や文学を生かした周辺観光ルートを設定することも可能。農林業を生かしたグリーンツーリズムを促進するなどして全国に向け大いにPRしたい。多くの観光客を誘致し、交流人口を増加させ、観光振興収入の増加を図るような施策の推進が必要」「農業地域と都市地域の適切な役割分担や連携を図りながら、合併効果がいかんなく発揮できるよう取り組んでいきたい」などと述べて、熱意を示した。
さらに、今回の合併の意義を「北東北をリードするにふさわしい新県都の創造を目指すことにある」と強調。「現在、行われている広域的な連携や行政課題への共同の取り組みを進める中で、将来的には、より広域的な合併により真に北東北の交流の要となる拠点として他都市に負けないまちづくりに取り組む」と述べた。
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