2004年 12月 20日 (月)        

■  〈グラフ〉そば打ちに挑戦

初めて手にした特製の包丁で、そばを千切りにする子供の表情は緊張気味
【写真】初めて手にした特製の包丁で、そばを千切りにする子供の表情は緊張気味

 滝沢村の一本木小学校(川村久子校長、児童158人)で10日、プロの職人やPTA、地元、老人クラブを招いて収穫祭が行われ、6年生がそば打ちを学んだ。材料のソバは、児童が種まきをして収穫したもの。総合学習の一環。

 学校のそばの農地を住民から借りてソバを栽培。昔流の道具を使って手作業で収穫した。今年で4年目になる。

 収穫祭の日、午前9時を過ぎると地域の老人クラブ百鷲会(角掛武会長)の仲間が、孫の入っている小学校に次々と訪れた。

 講師はわんこそばの「東家」に勤めているそば職人の立花清一さん(42)と岩渕幸喜さん(29)の2人。理科室で児童たちにそば打ちの実演と指導をした。

 エプロンに三角きん姿の児童たちは6班に分かれて準備。つなぎに使う小麦粉の割合は、水加減が容易である5割にした。立花さんと岩渕さんの2人が児童たちに実演を交えてそば打ちを伝授。おばあちゃんたちも孫たちと一緒に昔のそばづくりに挑戦した。

 両手に力を込めて練りあげた玉状のそばを平台に載せていよいよ本番に入る。のばし棒で円形に伸ばしたそばをさらに薄く伸ばして折りたたむ。特製包丁で細く千切りにすると、そばが出来上がり。子供たちの包丁さばきは見事だった。

「なかなか手つきがいいね」と老人クラブの角掛武会長からほめられる子供たち
【写真】「なかなか手つきがいいね」と老人クラブの角掛武会長からほめられる子供たち

 試食を前に、各班がそばづくりの体験を発表した。立花さんと岩渕さんの2人には、そばづくりについて質問が相次いだ。

 種まきから収穫まで手伝っている角掛一雄さん(72)は「子供たちはソバづくりに一生懸命なんですよ。みんなに喜ばれるのがわたしの楽しみです」と作りたてのそばを試食していた。「(子供たちのソバが)冷害に遭うのが心配で自宅でも予備に栽培しています」とそっと教えてくれた。

 4杯もおかわりした古舘尚大君は「つくるのに大変だったけど思ったよりうまくいった。おいしい」とそば湯を飲んでいた。小笠原美樹さんは「みんなで協力し合っておいしい

川村校長先生もそば打ちに初挑戦か(右端)
【写真】川村校長先生もそば打ちに初挑戦か(右端)

そばができました。この体験を中学校でも生かしたい」と話していた。(写真は飯岡昭一写真室長)


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