2005年 1月 5日 (水)        

■  景気回復への動き占う 盛岡市内初売りはまだら模様か

 景気回復の期待を込めた今年の盛岡市内の大型小売店、商店街の初売りは、大勢の市民が繰り出したものの業種や店舗などによるバラつきが目立った。4日までの動きを見ると前年比増の売り上げを確保した店舗もあれば、逆に前年を割り込んだ店もあったようだ。

似顔絵に集まる来街客(市肴町商店街)
【写真】似顔絵に集まる来街客(市肴町商店街)

 今年は中三盛岡店、肴町商店街、フェザン、大通商店街の一部が元日営業をした。肴町の各店では福袋や景品などを用意し午前10時に開店、初売りを開始。

 天候は良く、ホットラインサカナチョウでは、えとの清酒のプレゼント、似顔絵大会、甘酒の振る舞い、祭りパレードなどが行われてにぎわった。

 中三盛岡店ではチャリティーオークション・ビンゴ大会、新春恒例壱万円開運大富くじなどを実施。元日、2日は、ゲームソフトなどが賞品の初のジャンボ輪投げ大会を行い、家族連れでにぎわっていた。

 同店営業企画課の遠藤哲史係マネージャーは「おかげさまで用意した福袋の売れ行きが良かった。富くじにも客が殺到しにぎわいを見せた。景気低迷でどうなるか心配してはいたが、まずは前年並みを確保した。今年は当社設立55年。12月31日まで55周年記念のイベントをたくさん企画する。多くの客が来るよう頑張りたい」と話していた。

 肴町商店街の各店では「あまり期待した動きになっていない。PR不足もありそう。これからに期待したい」(銀座香十盛岡店)、「少し動きが鈍かった。今年の消費動向をまだつかみかねている」(繁田園)、「初の商品券・割引券入り福袋を販売したが、期待したような動きまでには」(村源薬局)の状況。

 同商店街振興組合の安保博夫事務局長は「まだ集計をしていないが、業種により少しばらつきがあるようだ。八幡宮の参拝の帰り客が目立った。似顔絵のコーナーには、たくさん人が並んだ。3日の抽選会にも、長蛇の列ができたが」と話していた。

 フェザンでは昨年より1時間早く午前9時から営業開始。開店時には先着500人にチーズケーキまんじゅうを配った。営業部の笹野盤担当部長は「元日だけでなく2、3日とも若者や家族連れが多数詰め掛けた。福袋が完売した店も多かった。期待以上の人の入り。今年はパルモも同じように初日から。今年は相乗効果をさらに高め楽しく時間を消費してもらうような共同企画を打ちたい」と気合いを入れていた。

 大通商店街では菅原靴店が元日営業に挑戦した。菅原陽一社長は「従業員は休ませ家族で初トライしてみた。午前中はまばらだったが、午後からはこれまでの当店の客と違う10代、20代の客が多数来店し5千円のスニーカー入り福袋が売れた。これは驚きだった」と話していた。

 大通商店街としての初売りは2日から。「あまり期待したほどの動きではなかったが、午後からは多少動いた。ランドセルも並べたが今月下旬からの動きになりそう。景気の活性化を期待したい」(盛田カバン本店)、「人の流れがいまいちだった。午後から客が来てどうにか格好が付いた。川徳の初売りの波及効果」(飛燕サンビル店)と各商店はいまひとつの様子。

 川徳の初売りは2日午前9時半から。「当館では、今年も2日からの営業。2、3日の動きは、クリアランスセールの開催と天気に恵まれたこともあり、来館者も売り上げも前年比をクリアした。幸先の良いスタート」と川徳営業企画部側では話していた。


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